数年前に退職された先生からいただいたキーボードがありました。
MacのMagic Keyboardを普段使いしているのですが、これはこれでとてもいい感じがするキーボードです。かなり昔のもののようですが、キーボードカバーをかけて丁寧に使われていたようです。
ちなみにググると中古品でまだ販売しているようですので人気の高さ?が伺える感じがします。
さて、久しぶりに取り出して使ってみようと思いましたら。。。⌘キーがないことはもちろんですが、日本語入力への切り替えができない。。。これはどうしたものかと調べたのがはじまりです。
参考になる記事として以下があったのですが、USキーボードを使われているようで参考になりませんでした。
で、このFKB108Mのキートップをみると、以下の赤矢印に不思議なキーがあります。Kanaキーはわかりますが、これを押しても日本語入力には変わりませんでした。たぶん、設定が必要なのだと思いました。左のリサイクルマークのようなキーはMacでは全く反応しません。
で、上記の記事を参考に、Karabiner-Elementsをインストールして(以前から入っていた)、その設定を追加しようとしたのですが、そもそもこのキーが何のキーかわかりませんでした。
そんなときにKarabinerにはEventViewerという機能がツイているようです。メニューバーのKarabinerアイコンをクリックすると以下のメニューが表示されるのでLaunch EventViewerを選択します。
セキュリティを許可すると以下のような画面が表示されて、キーやマウスを押すとイベントの情報が表示されるようになります。キーを押した直後に下図の青矢印のところにキー名が表示されて、そのボタンを押すことでKarabinerに登録することができるようになります。ここが今回の発見でした。これまでやったことがなかったので。
キーを登録できてしまえばあとは簡単です。
KarabinerのPreferencesを開いて、左端のタブ(Simple modifications)で、Add itemボタンを押して、1つ1つ追加していけばOKです。
上記で不明だった3つのキーを登録しました。結局、japanese_pc_nferはPCキーボードの無変換キーで、japanese_pc_xferはPCキーボードの変換キーであり、japanese_pc_katakanaはPCキーボードのかなキーであることがわかりました。わかってしまえば読んで字のごとくって感じがします。
あとはそれぞれのキーをMacで変換するキーに割り付ければ日本語・英数の切り替えが自然にできるようになりましたとさ、めでたしめでたし😁
⌘キーはやはり特殊な位置にあるので何かするたびにキートップを確認していますが、たぶん2・3日もしたら慣れるんじゃないかと思います。
バチャバチャと煩い感じですが、一人部屋ですので気にせず快適に打ち込んでいます。ちなみにこの記事もこのキーボードで書いています。
でわ、おしまいっ!
■2021/11/4 追記
ちょっと使ってみたのですが、やはり⌘キーの入力時にWinキーを目視する必要があって面倒でした。左のAltキーがちょうどAppleキーボードの⌘キーの位置にあるため(←手の感覚的に)、左Altキーも⌘キーに割り当ててみるとかなり使いやすく(ブラインドタッチで問題なく打てる感覚がする)なりました。Altキーはleft_optionと認識されるようですので、以下のような設定を追加しています。