織田廣喜美術館との連携プロジェクトに今年も参加できることになりました。楽しみです。ちなみに、昨年は以下のような感じでした。
担当分は、昨年と同じように、近づいたら事前に録音しておいた音声が流れてLEDがピカピカ光るという回路の部分です。
昨年の参加者のアンケートやサポート学生の意見を反映して、何点か見直しを検討中です。
そのためのプロトタイプを作成していました。
経過報告(というか記録)になります。
ちなみに、昨年の手順書は以下です。
www.slideshare.net
問題点とその対策案は以下の通りです。
手伝いの大学生がついているものの、制作時間は1時間と短いので、問題になりそうなところはあらかじめ作り込んでおこうと思います。それでもマニュアルを読みながら線をつなぐのは楽しい様子なので十分かと思います。中高生くらいなら自分で半田付けしてもらったらいいのかと思いますが。
問題点1 Arduino nanoをブレッドボードに差し込むのにものすごく力がいる → キットを作成するときにあらかじめ差し込んでおく
問題点2 かたいジャンパーピンを差し込むのが大変 → キットを作成するときにあらかじめ差し込んでおく
問題点3 人感センサーやLEDの足にピンターミナル(メス)を差し込むのが大変 → キットを作成するときにあらかじめ半田付けする
問題点4 ブレッドボードに差し込んだターミナル(実際にはすずメッキ線を半田付けして熱収縮チューブをつけたもの)が抜け落ちる → ホットグルーで固める(これは参加者にやってもらう)
加えて、人感センサーの動作が不安定というのも問題でした。。。これも超音波センサーに置き換える予定です。昨年の初版では超音波センサーで作っていたのですが、このセンサー安価でいいのですが、バグがあるとかで電源を切り入りしないと動作しなくなることがあり、代案として人感センサーになったのです。
ただ、このバグが修正された製品が発売されたようで(時間が解決してくれる。。。というやつですね)、それを今年は使いたいと思います。コストもほぼ同じなので予算に影響がありません。
で、ホットグルーの絶縁性は大丈夫なんだろうか。。。やったことがなかったのでとりあえず試しに1つ作ってみました。その様子が以下です。
以下が接着前です。
そして、接着後。
心配した絶縁はいいようです。計測したわけではありませんが、動作はしましたので問題ないという判断です。
ただ、配線が密集しているところに熱いホットグルーの先端を持っていくので、参加者がやけどしないか。。。心配です。難しいところは大学生にやってもらった方がよさそうです。
とりあえず、ここまでを動画で記録したのが以下です。昨年の人感センサーよりは安定して動作します。
とりあえず懸案だった準備設計はできたので、予算が使用可能になったら発注して、サポート学生と一緒にキット作りをして。。。という感じになります。
夏休みはやりたいことがいくつかあるので、それに集中できそうです。