■ながーーーい前置き
とあるポッドキャストのゲストさんが「30日でできる! OS自作入門を小5で読んだ」というなんとも驚愕な話を耳にしました。ちなみにそのポッドキャストはこちらになります。世の中凄い人がいるもので。。。
ちなみにそれはこの本です。
- 作者: 川合秀実
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: Kindle版
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一時期、コンパイラやコンピュータを自作しようという本を見かける時期がありました。単純に面白そうと思い、上記の本なんかも購入して少しだけかじったことがありました。途中で挫折しましたけどね。。。細かすぎて。。。
で、今になって、いろいろと調べると、CPUを作るとか、OSを作るとか、コンピュータ自体を作るとか、定番の本がいろいろとあるようで、それらを眺めているうちに、基本に立ち返りたい熱?(どういう熱やねん。。。)が再燃してきたわけです。
卒業研究では、VRやARがどうとか、IoTでこんなことができるとか、ファブでこんな工作ができるとか、JSやWebフレームワーク(もうついていけないくらいわんさか出て来る。。。)、興味が湧けば専門度外視で飛びついてきたわけです。
そんな急流の中でも、コンピュータの基本って変わらないですよね。。。いや、知らないですけど先進的な技術はソフトウェアと同様に日進月歩とは思いますけど、基本的なところは変わらないですよね。。。ということです。
コンピュータの基礎は知識として学ぶ科目はありますが、プログラミング以外は実践する科目がありません。以前は論理回路や計算機アーキテクチャに関する科目があったのですが、メディア系とかデータサイエンス系の科目が増えた関係で消えまして。。。機会がなくなったわけです。
基礎って社会人になって勉強するのはシンドイですし、学生のうちこそやっておくべきことなんだろうな。。。と。
本学科には各学年に担任が担当する少人数科目がありまして、2年生向けの科目でそうしたことをやってみようと思い立ったわけです。
ちなみに、昨年はenchant.jsとmonacaを利用したスマホゲームアプリ開発でした。こういうテーマはエンジニアリングというよりデザインやそれに関連したセンスも要求されます。学生自身にやる気がないと始まりません。
で、よい教科書はないものかと探したら以下の書籍を知りました。もともと大学での講義で使われていたらしく、授業用としてもぴったりです。
コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方
- 作者: Noam Nisan,Shimon Schocken,斎藤康毅
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2015/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で、いつものようにAmazon.co.jpで購入しようと思ったらkindle版がない。。。うーん。しかたがないので博多駅の丸善で中身を確認してリアル書籍を購入しました。
高いですけど、学生にも教科書としてこの本を買わせようと思っていました。それくらいやる気がないと身も入らないでしょうし。
ここまでが昨日の話です。
■やっと本題
たまたまオライリーのページを見ていたら。。。ebookがあったんですね。この本の。
しかも、リアル本は3,888円ですが、ebookは3,110円です。21%引き。。。
ebookの形式として、epub、mobi、pdfの3種類をダウンロードできます。mobiであればsend to kindleで端末に送ることもできます(早速やりました)。
しかもDRMフリー。。。
paypalかクレカで支払いできます。
もう、オライリーで買わない理由が見つかりません。。。