memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

おもしろい話

オープンキャンパス向けにSpherotoonというものを作ったのですが、そのフレーム(大学近くの DIYショップにいって安い木材を買ってきて自分で切ったり穴を開けたりして作りました)急ごしらえ&低予算で製作したこともあり見栄えはあまりよくありません。

いつも変なものを発注してお世話になっている業者さんが「これはアルミフレームとか使うとかっこいいですよ」と言ってくれました。また、Kinectを吊るしている木材も「マイクスタンドを使うといいかもしれません、5000円くらいだから安いですよ」とのことで、いろいろアドバイスをくれました。

本日、大学事務は休みにはいっているのですが、わざわざ自分のマイクスタンドを持参して仮セッティングしてもらいました。スタンドの足が場所をくうのでちょっと不向きな感じはしましたがカメラやKinectくらいなら載せて自由に設置することができそうです。

そのあと、その方と雑談。

前職を聞くと国内のバイク(も扱っている)メーカーの方だったとか。バイクが好きで入社されたそうで、バイクの販売に関わる苦労話やおもしろ話などいろいろ教えてくれました。

バイクの関係で、レースのイベントなんかも関わっていたそうで、レースクイーン(死語ですかね。。。)は◯◯だとか、冗談交じりに話してくださいました。

会社一筋で努力されてきたそうですが、いろいろあり早期退職制度を利用して退社し、会社モードから頭を切り替えるために奥様に100万くれとお願いしてアメリカでキャンピングカーに乗って3ヶ月くらい旅をされたそうです。本当におもしろかったとか。MacじゃないですがYosemite公園にも立ち寄られたそうで、そこで熊に出会ったり。などなど帰国前に盗難になったことやらいろいろ話してくれました。どこで退職を迎えるのかまだまだ先のことですが。

それはそうと、おもしろい話ができるっていいなぁ〜と改めて思いました。

その方の話を思い返してみると、おもしろさって「やらかしたこと」や一見できそうもなことを「チャレンジしたこと」なんですね。

大学教員は会社のように案件が天(というのは言い過ぎですが...)から降ってくることはありませんから(あるのかもしれませんが...「来月からブラジルに3年間出張な」とか言われることは多分ないでしょう)、ある程度、自分でコントロールすることができます。

さらに年をとると経験値があるがゆえに失敗しないように準備できたり、失敗しそうなことや成果が乏しそうなことには手を出さなかったりする傾向にあるなと思います。

自分で決められる反面、自分の成長は自分で決めてしまうところも多くあります。

他力ではありますが、無理とわかっていても「できません」とは口にしないエンジニアのように、自分自身に対して「できません」と言わないようにチャレンジしていかなきゃな。。。と思いますし、何より、今日の業者さんのようにおもしろい話の1つや2つできなくておもしろい人生と言えるか、と改めて思った次第でした。

今年はあと4ヶ月くらいしかありませんが、今年度はまだ半年あります。

終わったときに「あー、今年もがんばったなぁー」と思えるようなチャレンジをしたいですね。