アートな人がデジタルな作品を作るためのツールが色々あって、ガチガチの制御ソフトを作っていたときに傍目でオーサリングツールの隆盛をみてオモシロイなぁと思ってたくちでした。
もう思い出すのも大変ですが、たぶん、MacromediaのFlashあたりが自分の中では最古かな。。。と思います。
スプライトのようなものをおいて、コマ撮りしてキーフレーム間が自動で補間される様子は未来を感じました。30年以上前の話なんですね。。。たぶん。
そこからずいぶん経ってプログラマブルなものが出てきてProcessingやopenFrameworksのようなものを知りました。それが20年くらい前でしょうか。
そのあたりで、パッチ形式のプログラマブルなツールが出てきて、出始めのときにはMAX/MSP)とかとんでもなく高いツールがあって手がでねーなぁ。。。とか思いながら過ごしていました。そこを知ってかかvvvvとかが出てきて、そういうのを使ってアートな作品を作っている方がいたのだと思います。
それからの今、TouchDesignerですかね。。。いまだによくわかりませんが。。。パッチの世界は。
でも、ちょっと前にもつぶやきましたが、改めてAIの時代にこれらUIが邪魔になるだろうというのが気になります。
UIが素晴らしくて直感的にプログラミング可能だったツール群が、実はAIな時代には扱いにくさが表出しているということです。
むしろopenFrameworksやProcessingの方がAIにとっては扱いやすいのかもしれません。すべてコードとしてオープンになっていて学習可能なものであればAIでもコード生成できるでしょうから。
一方、パッチ情報ではブラックボックスになりますのでいくら画像認識ができても困難さはあると思います。
これからのアートな人がAIを活用して何か生み出していくことも選択肢の1つになるでしょうから、そのときに、パッチ的なツールは非常に厳しいだろうということと、そういうツールではないツールを使ってどう表現していくのか?ということも興味がわいてきます。
アートは技術の先を行きます。どの時代でも。
そのアートを作り出すアーティストが選択するツールというのは未来のツールであり、その利用の仕方は参考になるでしょう。
Apple(が目指してきた使いやすいUI)とAIの相性が悪いことは指摘されています。グラフィカルだからです。アーティストが使ってきた(これまでであれば)「使いやすい」と言われてきたツールが使いにくくなる可能性があるということです。
どうなっていくのだろう。。。興味津津です。