memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

人には向き不向きがある、いい意味で。

今朝の朝ドラでのこと。

主人公(橋本環奈さん)の彼氏(佐野勇斗さん)が先輩ライバルの球速に追いつこうと無理をして速く投げようとしてスランプに陥っていた、という状況で「球は速く投げる必要はあるのか?」「みんな松坂みたいなピッチャーばかりではないでしょう?」(←正確ではないと思う)と環奈さんがいうシーンがあった。それを聞いた彼氏さんがハッとするシーンだった模様で。

今朝、市役所に行ってあれこれ教えてもらっていたときにふと上記のことを思い出した。

このブログにも何度か書いてきたけど、前職の会社が倒産しかけたとき地元の市役所(技術職)を受けたことがあった。大学院卒だし可能性は高いだろうと高をくくっていた。でも、いざ履歴書を書こうとしたものの字が下手の上に仕事でも普段字を書かなかったので何度書き直したかわからない状況での提出だった。まぁ、いま考えてもあれで受かったら奇跡だったと思う。結果は案の定落選だった。

若い頃の自分は何か変に自信があってやればたいていのことはできるだろうと思っていた。若気の至り。

でも、現実はそうではなかった。事務手続きは本当に苦手。1年前にやったことはスッカリ忘れているのでいつも大学事務の方には迷惑をかけている。何か購入申請するときもそう。同じようなことを言われているはずだけどまた同じ間違いをする。まぁ、いい加減あきられていると思うけどダメなんだね。。。やりたくないことは徹底してやりたくない。今でいうあれな病名がつきそうだけど、そうかもなぁとも思う。

じゃ、何に向いているのか?と改めて書くのも恥ずかしいが、やはり人がやっていないことで自分が面白いと思ったことに熱中したい、そういう感じなんだと思う。今やっているのはピッタリ なんだと思う。天職というにはあまりにも成果が出せてないので恥ずかしいが、でも自分にとっては居心地のよい仕事なんだと思う。

事務は向かない。そしてそんな自分にはできない仕事をやっている事務は偉大だと思う。

学科の就職担当をやっていて、それぞれの学生さんが何に向いているか考えることがあるんだけど、そういうのって自分でもわかってないことがほとんどだし、自分の例をふりかえるとそれがわかるのはずいぶんと後のことだなとも思う。

わからなければ立ち止まるのもいいし、でも、立ち止まって考えても答えは恐らくそこにはないから、とにかく色々とやってみる、に尽きるかな、と思っている。