ここ1週間くらい福岡でも雨が降り続いていて嫁さんに買ってもらった晴雨兼用傘(LOGOS;ブロンズ YJ-24)を持ち歩いていました。帰りに開こうとしたらボキっと音がして。。。半年も使っていなかったのですが開き方が悪かったようです💦
折れた部品は以下でした。
折れたというより蝶番の部分のプラ部(一番弱そうなところ)が破損したようです。たった一箇所支えられなくなった影響で傘としては機能しなくなりました(プラーンとなってしまう)。
もったいない病なので上記の通り、定規で測定していつものtinkercadで3Dモデルを作りました。
とりあえずPLAで高速印刷して形がはまるか検査しました。
意外とうまくはまってくれました。少しモデルを修正しフィラメントをABSに変更し充填率を100%にして再印刷しました。緑がPLA、青がABSです。印刷はいつものAnker Makeです。余談ですが、使用している3DプリンタはAnkerMakeM5 ですが、ABSを印刷できるように設定できることを知ってAfiniaのフィラメントを無駄にしなくてよくなりました。感謝です。知らないかたはぜひやってみてください。あと、買った以降、結構な頻度で印刷失敗してきたんですがフィラメントフック?の位置を変更してから一度も失敗していません。これもノウハウの1つかと。ぜひ同現象で悩まれている方はどうぞ。
さて、組付けです。実は組付け前に穴を広げようと千枚通しを通して破損して再印刷しました💦 ABSといえどもこの細さではたぶん強度はでないですね。。。しかたがないです。フィラメント自体を金属系のものにできたらいいんでしょうけど。ABSに何か塗布して強度をさらに増す方法とかありそうですが。
我ながらいい感じです。
ポイントは接合部を固定するのにスズメッキ線を使ったところです(写真赤矢印)。最初はゼムクリップをと思ったのですが、上記の通り、ABSとはいえ穴の周りの強度がないので傘を開閉したときにそれなりの力がかかると考えました。力を逃がす意味でもやわらかいスズメッキ線を使うことで力を逃がすことができるのではないかと考えました。
開閉は大変スムーズです。あとはどれくらい持つかです。とりあえずなおったのでめでたしでした。同じ傘を持っていて、折れていて、かつ3Dプリントできる環境な人はそういないと思いますが、とりあえず上げておきました。
でわ。
こうやって経験値を積んでおくといざというときに手が動くんですよ。ただただ直したいからやっていますが面倒がらずにやれるうちが現役なのかなと思います。こういうの面倒になったらさっさと引退した方がいいですね>自分