やりたかったこと
プログラミング課題の解答の解説を講義中にするのは時間がもったいないので、解説動画を作っておいて、必要な人は見れるようにしたらいいなと思ったのが発端です。これまでは課題の翌週のClassroomに解答の資料をただ置いていたんですが、そもそも見ているのか?という感じもしますし、見たとしてもコードをコピペでおしまいになるでしょうから、それもどうかと思いました。
どういう状況か?
プログラミング課題の解説スライドは作成済みです。ただ、コードに書き込みしたいと思ったのですが、パワポの書き込みってとても精度が悪い(滑らかではない)感じがして嫌でした。書き込みといえばiPadのAppleペンシルだと思います。iPadでスライドを見ながら書き込みしつつ解説したい、と思ったんですね。
解決方法
いろいろと試した結果、 うまくいったのが以下の方法になります。 他にも方法があるかと思いますが、とりあえず説明していきたいと思います。 詳しくは後で動画を示しますので、ここでは手順だけ示したいと思います。
手順1 パワポのスライドをPDFにする。
手順2 複数ページのPDFを1枚の画像にします。ツールは以下のページのものを使用します。
PDFファイルの複数ページをマージンなく1ページにまとめるスクリプト #Python - Qiita
Mac、かつ、pipenvがインストールされた状態からスタートします。
以下は、手順1で作成したファイルが01.pdfであり、そのpdfには9ページのスライドがある状態だとした例です。
mkdir test (このtestディレクトリに手順1で作成したPDFファイルをいれてください) cd test pipenv install pypdf pipenv run python3 pdf_merge_multipages3.py -o merge_test.pdf -c 1 -l 9 01.pdf
これで、merge_test.pdfを開くと、縦にスライドが1ページに収まったPDFファイルができるはずです。
手順3 あとは、このPDFファイルを画像に変換します。Macではプレビューが使えるので書き出しを選択してpng等を選択すれば画像ファイルができるはずです。
手順4 Macでフリーボードを開き、そのボードの中に手順3で作成した画像をいれます。
手順5 iPadでフリーボードを開き、そのボードにペンで書き込みながら、あとはiPadの録画機能で録画すれば、解説動画ができるはずです。
以下、この手順をYouTubeに投稿しました。よければ視聴してください。
やはり、Mac&iPadは最高のパートナーですね〜。
さて、解説動画作らないと。午前中はこの調査で時間を使ってしまった。。。