memorandums

日々の作業ログです。

DrJavaはいかが?

最近、program comprehensionっていう領域の文献をいろいろと調査しています。そこで見つけたプログラミング教育用ツールです。この領域自体が2003年あたりに盛り上がっていた研究のためツールもこの辺の時代に研究・開発されたツールです*1

ちょっと古いツールですがその後も開発が続けられており、Windowsはもちろんmaclinuxでも使えます。

Link: http://www.drjava.org/

初心者がプログラミングするときの障害の一つに環境構築の難しさ煩雑さがあります。「よーしこれからプログラム勉強しちゃうぞー」と思って本を読んでいくとまず環境構築が必要になります。Eclipseはプロも使う便利なツールですがインストールはゲームソフトなどに比べれば手間です。また多機能がゆえにif文やfor文を学習しているときには不必要なビューも多く見えてしまいます。DrJavaは初心者に配慮してその辺の問題が解消されているようです(まだDrJavaの論文は読んでいませんが。。。)

詳細は上記のDrJavaのサイトにVideo Lectureが3本あります。英語が苦手でも絵を見ていれば何となくわかるでしょう。

特にいいなと思うのはREPL(対話評価環境)です。下図がその例なのですが、interactionsというタブを選択して、Javaの命令を書いていくとその場で実行結果を見ることができるんですね。ちょっとしたメソッドの動きをその場で確認するには便利だと思います。初心者だけではなく初めて使うAPIやライブラリなどでも有効かと。

また、Eclipseとは違ってプロジェクトを作る必要がありません。これも初心者が戸惑う点の一つと言われています。いきなりエディタにクラスを書いてCompileボタンを押せばエラーが確認できます。エラーが無ければ(Runボタンがないのでわかりにくいですが)実行したいJavaファイルを選択して右クリックしRun Fileを選択すれば実行できます。

Eclipseがちょっとダメだな。。。ともし感じたらまずここから初めてみて慣れるというのはいいかもしれませんよ。

*1:研究領域自体はコンピュータが発明された当時からあるようです