ある担当科目で授業毎に小テストを実施しています。今期からマークシートに解答を記入してもらっています。
マークシート処理は、神奈川県立総合教育センターで開発されたソフトウェアを使わせて頂いています。読み取りエラーがたまにありますが、書き手がある程度注意すればほぼ100%読み取り可能です。優れものです。
このマークシート処理システムは、専用の用紙もOMR装置も不要なのが特徴です。詳細は、下記のリンクを辿ってダウンロードしてみてください。
リンク:マークシート処理システム
このマークシート処理システムでは、読み取った結果をCSVデータとして吐き出します。私は、自作したExcelマクロで、このCSVデータをWebサーバ上で稼動しているMySQLに登録し、受講生の皆さんが携帯等で小テストの結果を確認できるようにしています。
今日は、CSVデータをMySQLではなく、Excelに登録して使うツールを作ってみました。Excelで直接CSVファイルを開くことができますが、そうではなく、データベースのテーブルイメージで使うツールということです。
実は、明後日、冒頭で説明した科目の定期試験があるのですが、定期試験もマークシートでやってしまおうと考えています。定期試験結果はWebで公開する必要がありませんので、手軽なデータベースで十分です。最初はAccessでも使おうかと思ったのですが、以前、Excelもデータベースとして使えると聞いたことがあったので、モノは試しにやってみたというわけです。
結果的には、とても簡単に実装することができました。
正解をシートに登録しておくことで、SQL文一発で採点と集計ができました。シート関数やExcelVBAを用いて同様のことができますが、やはり串刺し型の集計はデータベース(SQL)の方が向いています。具体的な手順は下記のリンクを参照ください。