memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

年に一度、電波時計が必要なときにやること

■まえおき

現職の業務の1つに入試監督業務があります。

サラリーマンSEだったときには考えもしなかったイベントです。

入試監督業務で最も重要な使命は何だと思いますか?

正規の時間の確保」です。

もちろん、災害が発生したときに時間の確保なんかより命を優先するような場面はあるかもしれませんが。。。普通の場合の話です。

時間を確保するために正確な時計を使用しますが、腕時計だろうが置き時計だろうが Made in Japanの時計を使用していれば、まず安心ですね。

場合によっては秒単位まで合わせることも求められます。

そのときに役立つのが電波時計です。

もともと腕時計はしない方だったのですが、この業務が必要になったときに電波時刻合わせに対応した以下の腕時計を買いました。確かヨドバシ博多だったと思います。2008年くらいの話です。2万円もしたんですね。。。覚えていませんが。今してるAmazfit Bipは1万円以下でかつスマートウォッチですからね。。。時代が違いますね。

products.g-shock.jp

で、実は昨年の入試監督のときに使おうとしたんですが電池切れでした。。。しかたがなく、その当時使っていたスマートウォッチを持っていたんです、が。。。電波時計じゃないし(インターネット時刻合わせはついていますけどね)、そもそもスマートウォッチ(というかスマホ)は秒がなぜか1秒くらいずれるんですね。。。誰もそこまで意識して使っていないと思いますが。

で、最初の試験が明後日に迫っているので、今年こそ電池を入れ替えて使おうと電池交換代を調べてみたんですね。。。そしたら3000円と。貧乏性なので1000円くらいならいいなと思っていた期待が裏切られたので。。。どうせ年数回しか使わないし。。。

で、電池交換のサイトをぐぐったら先人がたくさんいて。。。例えば、以下の記事。

blog.goo.ne.jp

買いに行く前に電池の型式を調べました。。。ら。カシオの純正は「CTL1616」というものでアマゾンで1500円くらいで買えます。上記の記事では他社の電池は持ちが悪いようですが。。。1年に数回であればまた来年までに切れる可能性があります。入れ替えても110円。ならダイソーのでいいや。。。という結論にしました。

その情報をもとにダイソーまで電池を買いに行ってきたわけです。

で、やっと本題です。また来年同じ作業をするでしょうから、自分のために作業メモを記録しておこうという魂胆です。

■本題

作業開始前の状態です。バンドを外した方が作業がしやすいらしいですが。。。面倒なのでガムテで固定しました。見えている4箇所のネジを外すとすぐに金属の裏蓋が取れます。ドライバーさえあれば作業できますね。
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裏蓋をはずすと以下のような感じです
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見えている白い丸いシールを剥がすと以下のような感じになります。矢印の先端にマイナスドライバーかニードル?のような尖ったものを優しくいれて金属が白いプラスチックに引っかかっているのを取ります。プラスチックを割ってしまうと電池が収まらなくなるので注意です。優しくですね。
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とると以下のような感じです。
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ちなみに取り出した電池の電圧を測ってみたのが以下。1Vもありません。。。
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交換する電池の電圧は以下です。後述しますが、腕時計の太陽電池パネルで充電するためか、この電圧は低いレベルのようです。
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新しい電池を以下のように取り付けます。
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シールも戻します。シールにも絵が描かれていますが、電池交換後は矢印の2箇所を何かしらの方法で接触(短絡)させる必要があるようです。接触させた状態で2秒ホールドします。この絵をみたときに2箇所小さい円があるのでそこかと思ったのですが、どうやらACと金属プレート?に描かれた場所と接触させる必要があるらしくこちらサイトでわかりました。ちなみに接触させると時計の表示が真っ白になります。
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その後、電波時計ですから自動的に時刻合わせもされるのかな。。。と思っていたんですね。。。そしたら私のはならなかった。。。この原因はあとでわかったのですが。。。まずこの時計の取説をダウンロードしてみます。そこに初期設定(タイムゾーンとか日付とかの合わせ方が書かれています)

取扱説明書 | 時計 | お客様サポート | CASIO

いちいち、来年もPDFをダウンロードして読むのは面倒なので、来年の私への指示書として以下の手順を書いておきます。

(1)電池交換後「CHG」が点滅していると電池残量が足りないので時刻合わせ以外(電波時計の手動受信さえ不可)の機能は使えません。ここで2つにわかれます。1つは手動で時計合わせする。この場合は(2)へ。もう1つの手は照明をあててCHGの点滅が消えるまで待ちCHGが消えたら(3)を試してみるです。後者は未検証です。

(2)左上ボタンを長押しして時計合わせモードにします。マニュアルによると左下ボタンを押すたびに合わせる対象が循環的に移動します。私の選択肢は以下です。
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  • ホーム都市:TYO
  • サマータイム:OFF
  • 12/24時間制:24
  • 秒、時、分、年、月、日 は現在日時をそのまま設定
  • パワーセービング:ON(あまり使わない場合はON以外の選択肢はない感じです。ONにすると、周りが暗い場合や午後10時〜朝6時までは表示が消え、一週間くらい暗いところにおいておくと電波受信やアラームもならなくなるそうです)

(3)CHGが消えたら、右下ボタンを長押しすることで電波の手動受信ができます。RC!が受信開始しました、という意味らしく、L1というのは電波の強さを表しているようです。不安定はL1の場所が空欄になりL1が最弱、L3が最強のようです。成功すると液晶左上にRCVDと表示され、エラーだと表示されません。その日に1度でも受信に成功しているとRCVDが点滅状態になるとか。以下の写真の通りL1で受信しましたが失敗しました。窓際に置いて再度右下ボタンを押すとL3になって2〜3分するとピっと音が鳴ってRCVDが表示されました。
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あとは、試験監督中に音がなったら洒落にならないので以下の設定をしていることを確認すべし、です。

アラーム・スヌーズ時報

セットされていないことを確認する。たぶん電池交換後にセットされていないはずなので念のための確認です。左下ボタンを押してアラームモードにし、右下ボタンを押すとアラーム1〜5と時報(:00)のセット状況が確認できるので、下図の通り、横線バーが表示されていないことを確認します。
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操作音のオンオフ

以下の図をみるとわかりやすいです。左下ボタンを3秒以上長押しすると音符に斜線の入ったマークがでます。これが操作音オフの状態です。
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バッテリー残量の見方と充電

そもそも電池が純正ではないので参考程度ですが。。。一応、説明書より転載しておきます。
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以上、2021年の私への指示書でした。