memorandums

日々のメモです。

あるゼミ生へのメール

未内定のゼミ生から以下のメールを受け取りました。

現在受けてる企業の二次面接に行くことになりまして内容が面接と論文なのです。
(略)論文が少し不安です。(略)企業に対する論文を書く上でコツ等あればどんなことでも良いので助言をお願いしたいです。

で、以下が私からのメールです。一気に書き上げたので文章としてはなっていませんが、個人宛にしておくのももったいないと思いましたので(もったいなくない?)、生活ログの1つとして挙げておきたいと思います。読み返してみて日本語になっていないところがいくつかありましたので(追記)として補足しています。ゼミ生へ送ったメールには含まれていません。

高橋です。

返信が遅くなってごめんなさい。モデムが落雷で逝ってしまったのでネットが使えませんでした。

さて、就活ですね。いいですねーーー。がんばってください、その調子です。継続していれば必ず結果がついてきます。

論文や日本語の書き方の本はゼミ室においています。もし飯塚にいるなら流し読みしてみることを勧めます。

文章というのは酷なものでお里が知れるといいますか知識ベースのレベルを読み取られてしまいます。漢字、語彙、1つ1つの文章の書き方、論理的な文章の組み立て、などです。一朝一夕にはどうしようもないものが含まれています。

私がそうした状況でアドバイスするとすればですね。。。少々難しいかもしれませんが、何がいいたいか、ということをはっきりさせるということです。(追記:わけのわからない文章を延々と読まされるのは苦痛以外の何ものでもありません。何が言いたいのかしっかり決めて自分自身が自覚してから書く必要があります。余談ですが、)長い論文を書けと言われると多くの人が困ったなーというのですが、実は短く書く方が難しいんです。短い文章に言いたいことを詰めるには語彙がなければなりません。文章の組み立て方も大切です。この文章も短く書かないと○○くんの脳に届かないでしょうね。。。

具体的にどうするか?

論文で主張したいこと、例えば竹島問題についての考えを述べよ、という場合ですが、まず自分はどういう主張をしたいのか決めてそれを書きます。

竹島問題について国有の資産の一つであり他国に脅かされるものではない、と決めたとします。

それを裏付ける論理を考えていきます。どうしてそう思うのか?どうしてそうじゃないといけないのか?誰にとってそうであるべきなのか?上記で決めたことをスタート地点としていろいろな角度から自分の意見を裏付けていきます。身近な生活やオリンピックの話題などを関連づけるとか、歴史に詳しいならそういうことをにおわせるとか。

最初に論点をはっきりさせ、それを論文の冒頭に書く、トピックセンテンスといいます(追記:本来であれば段落の最初に書くのがトピックセンテンスだと思いますが、ここでは論文自体の主張を最初に挙げて欲しいという意味で使いました。)。文章でこれからいいたいことを最初にズバっと言ってからあとでなぜそう思うかを述べる方法です。科学技術系の論文など効率的に相手の認知負荷をあげない(要は読みやすい配慮)ように書くテクニックです。

そして、それを裏付ける材料を考えます。上記にあげたようなものです。人間の頭の良さは記憶力、判断力、計算スピードなどいろいろありますが、ビジネスの世界ではいかに多くのケースを考えられるか、そしてそれらから総合的に判断してモノゴトに対応できるか?という能力があります(追記:偉そうに書いていますが、まぁ、体験上、個人的に私がそう思うだけですが学生さんには一般的にそう言えるか自信がないような言い方もできないのでこう書いています、ビジネスのど真ん中にいる方、ご了承ください)。

自分の主張を客観視して、それを冷静に裏付けるネタをあげていく、最後の結論には、これまで述べたような理由で賛成です。。。と締めくくるか、将来展望を述べて終えるなどすればいいと思います。

何より練習も必要です。時間がないとはいえいきなり本番では無理があるでしょう。もしよければメールでいいのでテキストを送ってきてくれたら添削しますよ。

結局、長くなっちゃいましたが、以上のような感じです。がんばってください。