memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

Postfix+Axtera3(imap関数)

先日のNHK特集(google)を見て「あちら側」に情報を無条件に保管しておくことに違和感を感じました。そこでGmailへのメール転送をやめて自サーバーでメール保存&管理をすることにしました。逆戻りです。。。

簡易的なWebメールシステムをこのあたりから探し、axtera3を使ってみることにしました。サーバー上にPHPファイル群を設置したところそのままでは動作しなかったので、その対策を以下に簡単にセットアップの手順をメモしておきます。ニーズがどれほどあるかわかりませんが、GmailレベルのWebmailシステムをOSS開発してもいいかと思います。卒研でやりましょうかね。

  • ダウンロードしたaxtera3_10.zipを解凍してサーバーに転送(ftp or scp)します。
  • axtera3_conf.phpを自サーバーの情報に書き換えます。以下、変更した箇所のみ書きます。

$gDomain = "swken.joho.fuk.kindai.ac.jp";
$gWww = "localhost";
$gPop3 = "localhost";
$gSmtp = "localhost";
$gImap = "localhost";
$gImapFlag = true;

  • http://ホスト名/axtera3.php?check=axtera にアクセスして動作環境が整ったか確認します。
  • http://ホスト名/axtera3/ にアクセスしてアカウントを登録します。
  • ここまではaxtera3のマニュアルの通りです。これでは動作しないためunit311.incの38行目を以下のように変更します。

$this->mMailBox = "{" . $pMail . ":143}";
           ↓
$this->mMailBox = "{" . $pMail . ":143/notls}";

  • これでうまく動作するはずです。以下、axtera3導入以前にimap関数の動作テストを行うコードを参考まで挙げておきます。これで動作するなら上記の設定でうまくいくはずです*1

*1:アカウント名とパスワードは各自の環境にあわせてくださいね