moodleを研究室のWebサーバーに導入して、ソフトウェア開発の演習結果の提出(プログラムおよび実行結果)に活用しています。
それまではメールで提出してもらっていたのですが、提出できたのか?どこまで提出したのか?が学生さん自身が把握できず、問題になっていました。moodleに切り替えてからは、それらの問題は解消され、学生さんからの評判も上々でした。
で、今期も別の科目で運用しているのですが1つ問題がありました。
提出期限を1週間として、その後、1週間遅れるごとに減点するという採点方式をとっています。
甘い。。。と思われると思いますが、遅れを一切認めないとなると、何らかの事情で1つ2つの課題を提出できないとやる気をなくしてしまう。。。という問題があったからです。できる人もできない人もとにかく演習して提出してもらうため苦肉の策としています。
moodleでは課題ファイルのアップロード期限を設定することができるのですが、期限をなくしてしまうと最終提出日時しか記録されず、期限内に間に合ったのかわからない、品質向上のためにあとで気づいて(あるいは教員から指摘があり提出した場合なども)再提出すると、もともと期限内に提出されたものかどうなのかが判別できなくなります。提出課題についてバージョン管理する機能があればいいのですが。。。
で、とりあえず以下のような方法をとることにしました。書いている通りですが、提出用のリンクを2群にわけます。期限内提出のリンクにはアップロードできる締切を設定し、再提出用のリンクは期限なしとしました。これで期限内提出物と遅れ提出を明確にわけることができます。その分、期限内提出に向けて努力してくれるものと期待します。。。
期限を設定してみると以下のような画面になりました。設定した方がいうのもなんですが。。。おそろしいですね。。。先週の課題の期限内提出はあと5時間11分。。。って表示されます。さて、この効果はありやなしや?