昨日、授業でのできごとです。
3年生の少人数ゼミで1年かけてゲームシステム(コントローラ+アプリ)を開発してきました。
昨日が年内最後の授業でして、年明けには成果発表会を予定してます。
まだ動くかどうかという状況でしたが年を越すと忘却の彼方かと思い、デモ動画を撮影するように指示していました。
4チーム中3チームがなんとか撮影を終えたのですが。そのときにバタバタしてセッティングしていると「あ、線が切れた。。。」という声が。
超音波距離センサーに取り付けていた線が途中で外れてしまった様子でした。
その学生は慌ててハンダゴテを持ち出して直そうとしていましたが時間がなかったので「両端の皮を剥いて線を直接くっつければとりあえず動くからハンダ付けしなくていいよ」というと困った様子。。。
仕方がないのでカッターで皮を剥いて見せまして、学生が見様見真似で皮を剥き、両端の銅線を結ぶかと思いきやフリーズ。。。
「えっ?何やってるの?その先をくっつければいいじゃん?」
わからない様子でした。。。
あーそうか。。。やったことないのか。。。皮むき器の使い方やはんだ付けは教えましたが、まさかリード線を結ぶことも経験がないとは思いもしませんでした。
大学では高度なことを学びます。一応。
それまで大変なことを便利で快適にするための方法や考え方などをそれこそ巨人の肩に乗る方法を知るわけです。
でもです。
それらはある程度の経験や知識を仮定して用意されているわけです。昔は学校で教わらなくても知っていたことも今はそのデフォルトが昔とは異なる(当たり前)ため、特に世代間でのズレには気を配らないといけないのだろうと感じた出来事でした。
時代の変化が大きくなるほどに上の世代がその違いをちゃんと意識して設計しなければならないのだろうなぁということでした。
教育の上に教育を塗り重ねていくような純粋な学問領域ならあまり影響はないのでしょうけど、世の中の流れとともに変化しなければならない実学系については配慮が必要だということです。
何か教えることを設計するときには出口(社会的ニーズ)だけではなく、教える側が考えているデフォルト感を机の上に並べてみる必要があるのかもなぁと思うわけでした。自分がそれだけ年を取ったという証拠でもあると思いますが。
でわ。