memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

FABOOL LASER DSと格闘した一日だった

今日は授業がない日でして研究できるな。。。と論文読みながらやること決めながら出勤しました。

出勤途中で他学科の院生さんから連絡があり「レーザーカッターを使わせて欲しい」。。。使う分には構わないけど部屋に出入りするのはお互いに嫌だろうな(ゼミ室に置けないので私の研究室に置いているためです)。。。と思ったんです。そこで、そういえば大学内の工房に退職された先生がおいていったFABOOL LASER DSがあることを思い出しました。

誰でも出入りできる工房にあるこのレーザーカッターを使えるようにしてあげたらお互いにとっていいだろうな。。。と思ったわけです。

FABOOL LASER DSとは、僕の持っているSmart Laser CO2の倍の出力ができます。具体的には私のが40Wで、DSが80Wです。カットできるエリアも倍くらい大きいんですね。。。でも、製品自体は組み立て製品なので組み立てた人次第で精度が決まるところが問題であり課題でもある商品です。

レーザーカッターの前の持ち主であった先生も、せっかく購入したので頑張ってメーカー(smartDIY)とやりとりして動かそうと努力されていたようです。が、安定して動作させることが難しかったと聞いていました。

その方が退職されてから5年以上経ちますが誰もDSを触ってなかったようでした。塵が積もっていました。そりゃそうですよね。誰もやらんですよ。知識も経験も動機も必要なので簡単ではないです。そんなことに時間をかけるならもっとやるべき仕事があります。偉い先生であればあるほどです。

そんなところ、私はCO2を一から組み立てた経験がありました。タイムラプスで映像を記録しておきました。1週間くらいかかったなぁ。もう10年前くらい。あの頃は僕も若かった。今やろうとは。。。しないですね。

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とりあえず経験があったので出力が違うとはいえ同じメーカーが作った商品ですのでポイントは理解していました。

出勤してから、早速、工房に行って工房の方に挨拶しながら作業を開始しました。もう誰にも使われてなかったのでただの物置になっていました。可哀想に。

最初、電源が入りませんでした。参りました。ここで1,2時間くらい無駄にしたと思います。

電源がそもそも200Vかもしれないと思っていたのですが、あれこれ調べて100V電源でよいことがわかりました。

工房の中で使えるコンセントを探しそこに電源コンセントを刺してFABOOLの電源スイッチをいれたけど。。。なにもおきません。。。色々やったのですが忘れました。

結局、ちゃっぴーに聞いてみたんです。その回答がヒントになりました。

DSにはCO2にはない「緊急停止ボタン」が前面についています。これが実は押し込まれた状態だったんですね。なので電源がオフな状態になっていたので、メインスイッチをいくらオンにしても電源が入らなかったのです。そりゃわからんわ。。。

やっと電源が入ってから。USBケーブルをMacに接続してsmartDIYsCreatorを起動したところ。。。「接続」はされたけど、リミットスイッチがオンになっていると警告が表示されました。スイッチが壊れているのかあれこれ調べましたが問題はありまsねんでした。

あれこれやってアーム?を手で動かしているうちにリミットスイッチがかからないところに移動することでこの警告が消えました。そうか。。。単にリミットスイッチがオンになったところで止まっていたからでしたね。

続いて問題だったのが「電源オフ」という警告でした。DSの電源がオフになっているとsmartDIYsCreatorアプリは認識しています。なぜだろう。。。電源は入っているのに。

ちゃっぴーにきいて見ると「CH340のドライバが入っていない」でした。そうか?と思いながらCH340のドライバを探していれてみたけど状況は変わりませんでした。現在のMacではこのドライバは入った状態になっているので入れる必要はなかったのでした。

ちゃっぴーいわく、本体のマイコン(Arduino Mega?)とsmartDIYsCreatorアプリが通信できていないってことが「電源オフ」の条件だというのです。ドライバ以外に可能性があるとすれば。。。USB−C to Aのアダプタだろうか?ケーブルだろうか?など考えて変えてみましたが状況は変わりませんでした。ちゃっぴー曰く、接続して認識されればMacでは「/dev/tty.wchusbserial〜」とか「/dev/tty.usbserial〜」って見えるはずだというのです。これもそうかな。。。と思ってあれこれやりました。DSでは「/dev/tty.usbmodem00000000001A1」と表示されるんですね。。。だから通信できないのかな。。。と思ったんですが、ここで「そうえば研究室にCO2があるからそれではどうだるう?」と思って接続してみると「/dev/tty.usbmodem00000000001A1」って表示されたんですね。。。なんだ。。。嘘か。

じゃ、どうやってsmartDIYsCreatorアプリが「電源オフ」と認識できているのか?が疑問になりました。本体の組み立てマニュアルを見るとマイコン側に「電源」ポートがありました。これ関係ないかな。。。と。

マイコン基盤を取り出して説明書と見比べてみるとDC見てみると電源ポートがあることがわかりました。この電源が生きてないから「電源オフ」と認識するのでは?と想像したわけです。

この線を辿っていくと、AC-DC変換器がありました。テスタを当ててみるとなぜか0Vです。12Vであるはずです。。。つまりマイコンに電源が供給されていないことがわかりました。ただ、ArduinoってUSBケーブルから電源供給されるからな。。。動作するやろくらいに思ったんですが。。。とりあえずこの線で調べることにしました。

たどると以下のような端子台がありました。これか。。。以前は動いていたんだからこれがマズイってことはないよな。。。と思ったのですが、もうこれしかないと思いました。とりあえず全ネジを増し締めしました。これがビンゴ!でした。

つまり、USBケーブル接続の電源だけでは正常動作しないボードだったということです。外部電源として12Vの供給があってこそ動作するってことです。この電源が来てなかったのでsmartDIYsCreatorアプリは「電源オフ」と判断したわけです。

これネットには全く情報がなかったので。。。知りたい人はほとんどいないでしょうけどとりあえずメモしておきますってことです。

全部収納し、冷却装置や排気装置などの電源を本体とわけて設置したのが以下です。もう日が暮れてますね。。。11時くらいからやってここまで5時間以上です。

切断してみるとやはり動作がおかしい。そもそもアーム部の動作が渋いんですね。。。たぶん組み付けがキツすぎるかフレームの垂直・平行が取れてないのでしょう。ネジとベルトを調節してレールについた汚れを拭き取りなんとなくスムーズに動いたところでカットしました。

途中で止まるときがあります。CO2の場合は冷却装置から電源ノイズがたくさん出るいことがわかっているので電源を分離すれば止まることは防げたのですが、DSの場合はどうもそれだけじゃないようです。。。とりあえず動けばいいかという感じで本日は終了でした。

最後に最初に気づかなかった緊急停止ボタンが以下です。

ちゃっぴーの通り(恐らくそういう書き込みをしたデータがネットのどこかにあったのでしょう)、回して緊急停止ボタンをオフにする必要があります。

色々と勉強になった一日でした。

研究は何も進まず。。。orz