大学教員になったのが2004年です。今年で21年目です。
案件はありませんが、大学から教員と学生実習用にそれぞれ研究費が割り当てられるので、それで研究に必要なものを買うことができます。
研究の性質上、薬品だけ買っていればいいというわけにはいかないので、Amazonで売っているものや、ダイソーオンラインで売っているものなども欲しくなります。
立替払いができる予算枠は買えるのですが、業者を通さなければならない予算枠もあり、それは業者様に買っていただかなければなりません。
そういうオンラインで入手できそうなものはなんでも手に入れてくれる業者さんは本当にありがたい存在でした。
しかし、大学がKOBUYというシステムを導入して、教員が個人の買い物と同じような感覚でオンライン発注できるシステムを導入しました。教員はとてもありがたいのです。申請書を1つ1つ作らなくてもいいのです。とてもありがたいシステムなんです。
その後どうなるか想像できますよね?
業者さんを通さなくても見積書がなくても買えるんです。手間と時間が削減されます。それまでお世話になってきた業者さんの意義はなくなるわけです。
久しぶりに業者さんじゃないと購入できないものが出てきて、業者さんに連絡したのですが返信がありませんでした。電話しても応答なし。。。事務に聞くと「最近、見てない」とのこと。
あ。。。そういうことか。。。
たたまれたのか別の生業を見つけたのかはわかりませんが。。。
20年近くお世話になってきた業者さんですが。。。「便利さ」には勝てません。便利さ以上の何かがなければ選択されません。安さで勝負しようにもコストを上乗せしないと中間マージンは取れません。終了です。。。
そういう仕事の仕方が通用する分野とそうでない分野があるかもしれません。
連絡があればいいな。。。という感じですが。。。今のところ返信はありません。会社を退職されてから個人で始めたと仰っていたので。。。年齢もかなり高齢だったような気がします。
時代でしょうか。環境でしょうか。
ITシステムを導入すると口減らしになることを見てきました。それは局所的な現象ですが、クラウドなサービスはもっと大規模に広範囲に影響するでしょう。
そう。ITが効率化する社会はあるべき姿です。別に悪いことをしているわけではありません。でも、従来あった世の中を変えている。。。それで影響を受ける人がいる。。。それを知るべきでしょう。
世の中は厳しいです。そういうときの備えまで頭が回る会社はそう多くないでしょう。。。明日は我が身です。
怖いですね。前職の会社が沈没しかけました。中の人でした。そういう経験はなかなかできません。だから本当に怖いと思います。
■追記
そう。だから、我々は同じことをずーっとしていてはダメなんです。変えることを恐れない。そこです。いいたかったことは。なので追記しました。