memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

直感と反する英語

「AもBもする時間がないんだよ」を英文で書くと以下の案があるかと思います。

I don't have enough time to A or to B.

ただ、日本語話者は日本語の感覚を引きずると以下のように言いたくなるな。。。と思ったことです。

I don't have enough time to A and to B.

これって日本語の感覚と違うので迷うなぁと思ったことです。

受験英語などではよくトレーニングされている問題かと思いますが、もうすっかり忘れているので。。。

ソフトウェア工学的には迷うときには 括弧を使え なんでしょうけど💦

我々日本人がこの論理に気づくのは恐らく ドモルガンの法則 だと思います。なんかよくわからないけど、論理積の全体を否定する場合は中身を否定する。。。というような手続きで記憶している方もいるんじゃないかと思います。僕はそうでした。

not (A and B) = (not A) or (not B)
not (A or B) = (not A) and (not B)

この命題論理の構造を継承して英語の感覚?規則?ができているようです。

じゃ、どうして日本語ではそうならなかったのか?気になります。

AかつBではない=AではないかBではない
AまたはBではない=AではないしBではない

おなじみChatGPTに聞くとポイントは以下の4つとのことです。

理由 内容
言語構造 英語は論理構造重視、日本語は文脈重視で否定のかかり方があいまいになりやすい
否定の位置 英語は否定が先に出て論理的に明確、日本語は最後に出て文脈依存
文化的特性 日本語は含みやあいまいさを重視する文化が背景にある
助詞の性質 「か」「と」の意味が英語の and/or と完全には対応しない

面白いですね〜。受験生は面白くないでしょうけど。。。💦

以下、どうでもいい与太話です。

リアルタイム翻訳が本格的に使えるようになってきていますが、やはり気になるのは言語間にはこういう微妙な違いがあることが気になります。別言語に翻訳した文の表現が本当に自分の考えと適合しているのかを確認する程度の知識は必要になるとは思います。

生成コードを見ずにソフトウェア開発することをバイブコーディングっていうようですが、翻訳された他言語を知らずにコミュニケーションすることをバイブコミュニケーションって呼ぶのでしょうか?

技術的には既に実現はもうすぐでしょう。逐次的なものは既にありますしね。そうなると、気になるのはしAIが出力した結果をAI自身が精査できるかと思います。上記の問題感です。

あと、いくらAIが発展したところでプロンプトとなる情報源を人間が作っている以上は人間とAIとのインタラクションが発生します。そのインタラクションからAIが人間の意思を正しく把握することができるのか?も気になります。

テキストだけではなくその他のモードを駆使しても人でさえ勘違いを起こします(思い込みという別の要素が影響していることも考えられますが、AIは思い込みはないんですよね?)

当の答えを知っているはずの人にも問題があって、人間はコンピュータのようにすべてを考えているわけではないという特性があるでしょう。短期記憶の容量制約によると思います。AIが能動的に人とインタラクションして意思を掘り出せそうな気もしますが、人はその場の雰囲気で流されることもあるあるでしょう。AIと人間でインタラクションした結果、何かしらの合意が得られたとしても、後で考えると実は違ったということもあります。AIが人に近づけば近づくほど現存するような人と人のコミュニケーションの問題が表面化すると想像します。

人とAIを繋ぐ仕事が必要でそれがAIエンジニア、プロンプトエンジニアと呼ばれるようになるんでしょうし、それが未来のソフトウェアエンジニアの立ち位置でもあるとは思いますが、それでも、やはり我々人間が起因する問題は残っていくでしょう。

人は何も考えていない説ってありますね。。。ただ反応しているだけだと。そういう側面って確かにあるなと自覚しますし観察もします。AIにとって人間がバグとみなされる日も近いような気もします。脅威という意味ではなくAIにとって理解不能な存在として、です。

朝からしょうもないことを考えました。

では、また。メール返さなきゃ✉️