2年前に以下を書きました。
職場は飯塚なので小倉方面にいくのは非常勤の関係でして、前期に授業を担当しているので最寄駅から小倉まで電車移動してきました。もう10年以上になると思います。
以前は格安チケット屋に行って特急券を買ったりしてました。まとめ買いして何枚もムダにしたこともありました(格安チケットは賞味期限が短い、そのことを知らなかった)。
ネットでチケットが買えるようになったので非常に便利になりました。つまり、直前に電車が動いていることを確認してから購入し(支払いはクレカ)、最寄駅で発券します(券売機)。
ただ、1つ問題があります。
最寄駅から博多駅まで定期(SUGOCA)で移動して、そこから特急券で乗車したことにするため、 一旦改札を出る必要 がありました。
ただ、 乗り換え時間が5分くらいしかありません 。朝は博多駅も通勤客で混雑しているのでホームから改札まで5分かかることもあります。そのまま乗れれば非常にスムーズなのですが。。。ていうかスムーズに乗れるように接続を考えて時刻表が作られているはずなんです。
しかたがなく最寄駅から博多駅までの電車を1本早いやつに乗ろうとすると20分くらい早く出なければなりません。それくらいやれよ。。。という話なんですが。惜しいですね。
で、セコい手ですが、博多駅で改札は通らずにチケットを持ったまま乗車し、小倉駅で定期を見せて紙チケット(博多〜小倉)を渡し、SUGOCAの退出処理をしてもらうことで5分乗り換えができたためこれで過ごしてきました。
そこに、JR九州がQRチケレスというサービスを開始してくれました。おなじみの華大さんがCMキャラクタをされています。
これって要は 発券する手間をなくす ことができるサービスです。発券機はメニュー項目が多いため慣れが必要です。海外からの観光客が増えたこともあり、博多駅の発券機前で躊躇している旅行者がよく見かけます。
発券が不要になればそうしたストレスが削減されるわけです。そりゃーいいサービスと思います。
私のユースケースでもチケットを発券するために5分くらい早く家を出る必要がありましたのでそれが無くなるのは非常にありがたいわけです。
ただ。。。やはり上記に書いた 5分で乗り換えられない問題 は以前と眼前に横たわっているわけです。
最寄駅にもQRリーダがあるので使おうと思えば使えるはずです。まだ試していないのですが、恐らく、利用区間外でQRリーダーが反応してくれるか。。。というとどうでしょう?来週やってみようと思っていますが。もし、とりあえず利用開始できるのであれば問題はすべて解消します。そして、もしハネられたら。。。ホームでそのまま乗り換えたらQRチケレスの利用開始ができないため恐らく小倉での手続きは不可だと思います。
結局、これまでやってきた通りに紙のチケットを発券して利用するしかありません。。。惜しい。
ここで1つ思うのです。
なぜSUGOCAに紐付けないのだろう? と
SUGOCAというユニークキーを持っているわけです。そのSUGOCAをJR九州のアカウントに紐付けしてそのアカウントにチケットを紐つけて管理すればSUGOCA1枚で在来線、定期利用、特急等のサービスチケット利用もできるはずです。アルゴリズム的には。
さらにいうと、SUGOCAはいつまでもやってくれませんが、スマホアプリへの対応です。モバイルSuicaのようにIDをアプリに登録することでカード自体を持ち歩く必要もなくせるはずなんですね。。。それほど投資もなく。ソフトウェア開発とサービスの運用管理はより複雑になりますが、ソフト屋から見ればできなくはないシステムだと思うんです。
アドホック的にシステムを拡張すれば既存のシステムの改良・改修コストは最小化できる。QRコードは発券コストもかからないしリーダーも可動部がないからメンテナンス費も低く押さえられるでしょう。でもな。。。せっかくあるSUGOCAを利用しない手はないなぁと思ったエントリーでした。今のSUGOCAは(今となっては)すごくない。。。
もう1歩なんです。。。頑張ってくださいJR九州。
■追記
rebuild.fmでNotebookLMの音声生成について話されていたのを聞いて、そういえば日本語に対応したことを思いましました。
試しにこのエントリーをソースにNotebookLMに与えて音声生成してみました。いや。。。驚きですね。ラジオで自分の送ったメッセージが読まれたような恥ずかしさがあります。もしよければ聞いてみてください。自己満足以外の何物でもないです。