memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

学会参加

毎年、参加している学会に今年も参加しました。

もう、かれこれ10年以上は参加していると思います。ブログをみると記録が残っている最古は2006年。。。なので20年になるってことですね。。。なんか表彰をもらいたいくらいです(嘘です)。

インタラクション2006 - memorandums

学会はいつもの感じです。あと2日ありますので体力が続く限り議論など参加したいと思います。

この学会の最大の面白ポイントはデモ&ポスターセッションだと思います。

その他に一般講演もあります。これはいわゆる学会発表なので言ってしまえば論文読めば十分という感じです。

デモ&ポスターは研究者とインタラクティブに会話できます。どういう研究か?どうしてこういう方法を選択したのか?そもそもなぜこの研究を始めたのか?などです。デモやポスターは何か凄いものになるかもしれないアイデアの原石です。この原石に触れるのが面白いと感じるので20年近く通い続けているんだろうな。。。と思います。

昨年、初めて学生さんを発表させることができました👍️

学会参加 - memorandums

デモ展示ならどの年の研究でも発表できるはずなんですが、わざわざ卒業間際に東京出張して発表したいという動機づけが難しかったのでした。関東の大学ならもう少し敷居が低くなるんでしょうけど。いいわけになります。

この元学生さんと食事しました。月島でもんじゃでした。美味かったです。

月島はあの2011年にこの学会で震災にあい帰宅困難者としてお台場から神田のホテルまで歩いた途中で立ち寄ったのを覚えています。。。

リモートワークが中心だそうでなかなか実感がわかないという感じでした。入社してまだ1年ですからね。。。会社側もどう育成していくか探りながらなのかな。。。と思ったりしました。

3時間近く飲み食いしながら色々と話せたのですが。卒業後に会う機会はなかなかないので聞いてみたかったことが1つありました。「大学でこういうことを教えてくれたら良かったのに」というのがあったら教えて、です。

彼の答えは 自分だけが知っている何かを人に説明したり議論する訓練がもっとできてたらよかった でした。

なるほど、と思いました。

修士を出ているので説明や議論はそれなりに経験があるはずですが。。。やはり会社で実践的に必要となる場面があるのでしょうね。

説明の解像度を上げるにも議論を豊かにするにもやはり持っている情報量や思考の深さによるところだと思います。その量や深さを増やしたくなるような動機づけを卒業研究などで作っていきたいという反省でした。

簡潔に論理的に説明したものといえばやはり論文ですね。。。論文をいちから自分でちゃんと書けるようになるにはやはり何本か書いてみないとわからないと思います。もっと効率がよい方法がいまならもしかしたらあるかもですが。

たくさん読んでたくさん書く、これしかないかな。。。と思います。実践あるのみ。

あと2日間あります。楽しみたいと思います。