背景
今年は諸々の影響で学内でのオープンキャンパスが中止となりました.
(高校の出入りも難しいので模擬講義の依頼もないのだと思います)
そこで,広報担当が模擬講義を撮影して大学HP上で公開しようってことになったようです.
学科から2名選出でということで,光栄なことに選ばれまして...
せっかく模擬講義するならただお話をするだけではなくではなくデモも入れたいな...と思ったわけです.
この辺は大学教員ではなく,前職であるシステムエンジニアの営業プレゼンに近い感覚ですね...買ってもらわなければ仕事になりません,そんな感覚です.
大学はシステムを買ってもらうわけではありませんが,興味をもってもらい,一緒に研究を進めてくれるメンバーが必要です.
撮影は昨日だったのですが,前日である一昨日にシステムを組み上げて準備を進めました.
とあるシステムがProcessingでカメラ映像を取得して解析するシステムだったのですが,Processing公式のvideoライブラリが動作しないことに気づきました.
ソフトウェアの宿命ですね...これは.ソフトウェア自体に不具合がなくても,周りの環境がどんどん変化します.それに追従するために,ソフトウェアを触らなければならない.そこでエラーが埋め込まれる...脱線しました.
「明日,プレゼンだっていうのに...」とイライラしながら,いつものようにエラーメッセージをコピってぐぐるとすぐに対応方法のエントリーが見つかりました.
対策
対策が書かれたエントリーは以下の通りです.同じ対策方法が書かれたエントリーが他にもたくさんありましたが,これが一番シンプルでわかりやすかったです.
ただ,注意が必要です.
今回,セットアップしたmacbookにProcessingが入っていなかったのでインストールしたんですね.現在の最新版は3.5.4でした.
で,上記のエントリーの手順にしたがってやってみたのですが...カメラを認識してくれません.
まさか違うよな...と思いながら,上記エントリーにかかれていたバージョンProcesing 3.5.3を入れ直してみると動作しました.
エントリーを書いてくれた方がバージョンを記してくれていたおかげで気づけました.重要です.
もし,同様の状況の方は要注意ですね.
撮影は昨日,デモの部分だけ撮り終わりました.プロジェクションマッピングのデモだったので,カメラマンの方はとっても苦労されていましたが...作品を写そうとすると顔が見えない.逆も真なりの様子でした.
アカデミックな要素としてはとくに新しいことはしていませんが,作品としては高校生の方にわかりやすい内容になっていると思います.
本学科の受験を検討している高校生の皆さんに観ていただけたらな...と思います.