PSEYEを赤外線カメラにするの、昔流行りましたね。。。僕もあるものを真似して作ってみたことがあります。
研究というか工作で赤外線カメラが必要になりました。ただ、PSEYEはドライバが対応していないせいかもう使えないので。。。少し前に以下の別の工作で使うためにいくつか買い置きしていた以下の格安WebカメラをPSEYEのように赤外線対応にしようかな。。。と思って作業開始しました。
BUFFALO 200万画素WEBカメラ 広角120°マイク内蔵 ブラック BSW200MBK
- 発売日: 2016/10/07
- メディア: Personal Computers
このカメラは既に分解したことがあったのでとりあえずバラして、10年くらい前に買い置きしていた赤外線透過フィルタを取り付けてみたんですが。。。「あれ?暗い?」
そこで思い出しました。PSEYEのときに赤外線カットフィルタを取り除いた作業がありました。そこでぐぐってみると以下のドンピシャなエントリーが見つかりました。使っているカメラも同じ。赤外線カットフィルタの取り除き方も書かれていました。
で、分解してみると。。。あれ?赤外線カットフィルターがない。。。上記のエントリーの冒頭に赤字で「※2015/04/14 追記 モデルチェンジで赤外線フィルターが外しにくくなったようです・・・ご注意下さい!」と書いてくれていました。そうか。。。まいったな。。。
以下がカメラから取り外したレンズです。旧式のものは赤外線カットフィルターが出っ張っていて取り除きやすかったようですが、新しいやつは埋め込まれているので。。。フィルターはガラスとはいえ工具を突き立てるとレンズまで割れちゃいそうで怖いです。
しかたがないのでヤスリで削ることにしました。レンズケースの黒い部分は金属(アルミ?)でした。レンズを万力で直接挟むとレンズに影響があっては困りますので割り箸で挟んで気持ちだけ保護しました。あとはガリガリ削って行きました。
2mmくらい削ると以下のように穴のサイズが大きくなりました。
想像するにレンズを横から見ると以下のような構造になっているのではないかと思います。ヤスリで削ったのは赤い部分です。赤い部分を取り除けば赤外線カットフィルターは取り外せそうです。
さらにヤスリをかけると。。。以下のように最初よりは大きな穴になりました。ここでニードルをゆっくり差すとガラスが少しずつ砕けて取り除くことができました。
あとは丁寧に水をかけて金属やガラス辺を取り除いたのが以下です。
両面テープにパンチで穴をあけて、周りをはさみでチョキチョキするといい感じです。
そこに赤外線透過フィルターを載せてWebカメラを元に戻しました。
とりあえず作業完了したWebカメラでマリオの人形を撮影してみました。マリオの背面に赤外線投光機を置いています。
可視光は以下。
赤外線の世界は面白いですね。
とりあえず一歩前進ってところです。はい。