11/11-12に福岡市科学館で開催された「つくるとVol.4」に出展させてもらいました。今、自宅に戻ったところです。ホットなうちに振り返っておきたいと思います。
つくるとの存在を知ったのは今年の夏でした。
ぜひ、今度は出展したいと思ったのがきっかけでした。
何度もここで紹介してきましたが、出展したのは以下です。Splashooter2017ですが、展示名は「スプラ○ゥーンのようなゲーム」でした。
これは10月に開催されたつくるけぇに出展したものと基本は同じなのですが、せっかくなので1つくらいは新しいことにチャレンジしようと思い、参加者に描いてもらった図をスキャナーで読み取りステージにしようと取り組んでみました。
新しい科学館には行ったことがなかったのですが、六本松駅を降りるとすぐに案内板が見えたので迷わずにつきました。
で、これが福岡市科学館が入ったビルですね。写真でみる以上にかっこよかった。
おしゃれなツタヤ。
で、会場につきおもむろに準備したのですが、アミッドスクリーンが思いの外眩しくて。。。使用を断念しました。壁面が黒でいい感じでしたので、そこに投影するようにしました。
オープニング。
お隣にはR2-D2を作った方が!?すごい。愛を感じます。
本番では、主に子供が遊んでくれて弱点(プレイのしにくさ)もわかってきました。
本日、2日目には、その弱点を改善してきました。自分が発射した弾に当たって死んでしまうのは意外のようで、それを説明するよりは当たらなくした方がいいという判断でした。
これは結果的にうまく行ったようでした。ただ。。。ずーっと遊んでくれていた子からは「前のバージョンの方が難しくて面白かった」と言われました。なかなか難しいですね。。。
あと、手書きでステージが作れるのはよかったようです。「つくると」ですからね。ただ、ゲームをしてもらっておしまいではちょっともったいない。市販のゲームでも自分で作れるんだよ(多少しょぼいけど)。。。ということを示したかった。。。
サービスを提供する側であれば面白さの追求という使命はあるかもしれませんが、やはり教育によって未来ある子供が新しい視点をもつ一つのきっかけになれば。。。ということも「つくると」の趣旨ではないかと思うのです。
そのためには、説明してどうこうなる問題ではないかもしれませんが、次のステップも示さないと、ただのゲームで終わってしまいます。もう一歩踏み込みたい、そういう場を持ちたいですね。
こういうイベントをただ見に行くだけでも刺激はありますが、出展する側で参加すると出展者の方と知り合いになれます。これはとても魅力的です。自分が作ったものをミテミテーという動機は大切ですが、やはり回を重ねるともう少し深い刺激も欲しくなるものです。
対象は違うものでも、やはり、モノづくりをやっている人はそれなりの工夫をしていて身につけているものです。そういう人と知り合いになることで自分も刺激を受けさらに次のステップに進もうという気がおきてきます。
あ、あと、うちの学生さんが2日間を通して手伝いにきてくれました。こういうイベントに参加するようになってから、講義やゼミなどで情報を流すのですが、なかなか積極的に関わろうとしてくれる学生さんはいませんでした。正直、嬉しかったです。彼らも本イベントで様々な体験をしたと思います。ぜひ、次に繋げて欲しいなぁ。。。と思います。
最後に、本イベントは今回で4回目になるそうです。今年の夏、とある学会の実行委員をさせてもらいました。委員長がほとんどすべてをされていたので、私自身は多くは関わりませんでしたが、大変さを間接的に知ることができました。つくるとを開催するための準備はさぞかし大変だろうと思います。本当にお疲れ様でした。今後もぜひ続けて欲しいと思います。今のモノづくりを支える世代、次のモノづくりを支える世代をフクオカから。