memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

通学電車は理想的な勉強部屋ですよー。

私が所属する情報学科では全学年で担任制をとっています。

学科定員が70名で、教員が11名ですので、1学年あたり6、7名の受け持ちの学生がいることになります。多すぎず少なすぎずいい人数だと思います。

本日、火曜日は1〜3年までのゼミ授業があり、春ですので授業とあわせて個人面談なども実施しています。

ある学生さんと面談して思うところがありこのエントリーを書いていこうと思います。

その学生さんは私と同じように電車通学で、片道1時間半くらいを電車の中で過ごしています。何気なしに「電車で何しているの?」と聞いてみると「テスト前は勉強しますが、その他はスマホをいじることが多いです」と。

よくみる光景ですね。

試しに、「サラリーマンで、英会話スクールなんかに通っている人とか資格の勉強をしている人は、次の駅までと決めて何か読んだり覚えたりするそうよ」と言ってみました。

すると「それいいですねぇー」と。続けて「プログラミングできるようになりたいから、そうした本を読んでみるのもいいですね」とのことでした。

それから色々と雑談をしたのですが、それは置いておいて。

ただの移動時間ですから、好きなことをすればいいことは間違いないのですが。。。もし、その時間を自分の何かの目的のために使うとしたら。。。チリも積もれば何とかで。。。結構な差になるはずなんですね。往復で3時間ですからね。。。そういう時間を何か自分のために使おうという発想はなかなか起きないのかもしれません。

電車は混まない限り(さらに座れる場合)、理想的な勉強部屋だと思うんです。

理由はいくつかありますが、(スマホSNSなどみなければ)テレビやソファなどの誘惑がありません。

一人で乗車していると話す人もいません。話しかけられることもありません。

車内を移動することはありませんので、その場で1時間くらいじっとしていなければなりません。

この状況。この時間をどう使おうがその人の勝手ですが、考え方次第ではかなりのことができるはずなんですね。

私がよくやるのは、早めに研究室を出て続きの残った仕事を電車でする。こうすることで終わってから帰るより早く帰宅できます。当然ですが。。。

あと、自宅や研究室ではなかなか読む気になれない(けど読みたい)本を読みます。何も他にできないという缶詰な環境がそうさせてくれます。これは怠け者の私にとって大変ありがたいです。

また、電子機器は触らず、ノートとペンだけ持って、じっくり現状を振り返って次に何をすべきかを考え一人ブレーンストーミングすることもあります。これもなかなかいいです。あまりやりませんが、アイデアをとにかくたくさん出してノートに書き出すというのもできます。

こればかりやっていると、この作業自体に飽きてしまいますので、アマゾンビデオを観たり、本を読んだり、ひたすらSNSしたり、ただ寝たりももちろんあります。

できれば、中長期的な目標を立てて、その目標を実現するために、日々何をどこまでやるかを決めてやるべきでしょうけど、そこまでやると窮屈ですから私はやりません。

まとまりませんが。。。とにかく言いたかったことはタイトルの通りで「通学電車は理想的な勉強部屋ですよー。」ということでした。はい。