昨日は前々から気になっていた教育システム情報学会の研究会が北九大で開催されると聞き、聴講しにいきました。
北九大での学会参加は初めて。競馬場の真ん前です。サークル棟が敷地内にあって勉強の場と遊び?の場が一体化している雰囲気はとても素敵でした。
学会はその名の通りのようで、情報システム、教育メソッド、その2つの掛け算のような研究が多く発表されていました。視線の研究があり、評価方法や研究メソッドでいろいろとヒントをもらいました。
ランチには食堂が休みだったので少し外へ。
なかなか開いている店がなく。。。10分くらいウロウロして戻って来て大学近くにある以下の店に行きました。500円で唐揚げ定食が食べれました。学生さんのための食堂という感じ。伝統的なお店なんでしょうねぇ。
学会が終わり、せっかく小倉まで来たので魚町商店街でビール屋さんに立ち寄りました。前から飲みたかったアメリカのビール(IPA)が飲めました。うまかったぁ。。。
続いて、本日はスペワ。KIGSで開催されたイベントに参加させてもらいました。
ファブラボの関係者が集まるイベントでした。KIGSからみる高炉が一番よく見えますね(笑)
写真撮影は禁止だったのでありません。残念ですがしかたがないですね。
こちらもいろいろとヒントをもらいました。
研究室に3Dプリンタとレーザーカッターを導入し、それなりに活用はしていますが、ただ、これっというものは見いだせていません。
道具が使えるようになってもアイデアがなければ半減です。
講演で「作るだけで満足してはダメで使う(USE)を意識しよう」という話を聞き。いや、取り違えているかもしれません。でも、私にとっては十分なヒントでした。
作りたいものを作っている。それは楽しい。でも、本当に使うのか?使い物になるのか?は微妙です。(ソフトウェアですが)受託開発を10年間やってきました。技術者は技を持っているけど何を作るかはお客さんが知っています。逆に言うと自分が作りたいものは「ない」わけです。普通の受託開発の技術者は。
自分にアイデアがないなら欲しい人に聞けばいいじゃん、ということです。それはとてもシンプルな答えでした。どこかの大学(たしか未来大)でも地域から要求を出してもらいそれを実現するソフトウェアをプロジェクトで作っているという取り組みをしていると聞いたことがあります。
会社員は会社を存続するためにはできる仕事とできない仕事があります。慈善事業ではありませんから。
でも大学ではそれができる。そしてそれが新しい産業を生み出すきっかけになるのかもしれません。
地域で連携してもらえる団体や組織(教育、医療、農業、IT)の人にコンタクトして行きたいところです。
我々だからこそできることがきっとあるはずです。
あと、以下の本がオススメとのことで、空いた時間で本屋巡りして買って来ました(Kindleでもあったのですがリアル本の方が研究室にも置けますからね)。何を作るか、何を研究するか?そのあたりを考えるときのヒントになりそうですね。