先週の金・土・日と岡山出張でした。目的は推薦入試の監督。
入試監督には、受験者に指示を与える進行係?と、配布する補助係?があります。教授の先生と一緒の部屋だったので私は補助係でした。この仕事も10年以上になるので慣れたものですが、やはり人の一生が掛かっているので(←ちょっと大げさですね。。。)初っ端の科目は緊張します。
試験時間60分で午前1科目、午後1科目で、センター試験に比べると非常に楽な業務でした。
昨年、同じく岡山で監督業務をしていて、電車の踏切事故で受験生の来室が大幅に遅れたことがありまして、そのときはかなり大変だった記憶があります。
今回は途中で地震がありましたが岡山はほとんど揺れず問題ありませんでした。天気もまずまずで推薦入試ということもあり欠席者がいないため、それに伴う業務(欠席調査票に記入して欠席者の解答用紙を作成する)もなく無事終了しました。
試験1日目に監督者でホテル近くの居酒屋に会食にいきました。刺身、日本酒の飲み比べセットなど美味しかったですね。
全ての業務を終えて新幹線に乗る前に岡山駅内の牛タン屋に寄りました。なかなか美味かったです。ほろよいセットです。
で、昨日、地震がありましたね。。。(津波の影響が少なくてほんとよかったです)
朝からテレビに釘付けでした。
いつもNHKの朝ドラをみて準備をするのですが、朝ドラが地震の影響でなく。。。しかもニュースがすべて地震と津波だったので。。。実は鹿児島本線で停電がありダイヤが大幅に乱れていたんですね。。。
原因の説明はなく、とにかく「停電」のせいだとか。。。どうして停電なんだよ。。。ついこの前に長崎で停電があったばかりじゃないか。。。とぶつぶついいながら、西鉄で天神に行き、そこから高速バスで大学に向かいなんとか授業には間に合いました。
こういう遅延や運休の「原因」は鉄道会社が自ら発信することはないですね。。。それっていいのかな?BtoBの会社ならその相手先に釈明する必要があるのでしょうけど、一般利用者には、ただ「すいません」と謝罪があるだけ。
起きてしまったことはしかたがないし対処しなければならないのですが、そんなことより、次、同じことが起きないように対策がどう取られるのか?そこがとっても大事だと思うんですね。
私も昔、工場の情報システムに関わっていたことがあり、システム障害によって生産に影響があった場合は、工場側へ謝罪や説明しにいくことがありました。そのときに、原因や経緯を詳細に記載した故障報告書を作成して説明にいくわけです。当然、JRでもそういうことがされていると思いますが、一般消費者には新聞などの取材を通してしか知ることができないんですね。。。個人的にはそれってとても不思議なんです。
電車やバスを利用するようになって個人的な感覚なのですが、公共交通期間は定時にしか発車できないわけですから、様々な利用者側の要因で遅延する可能性はあるはずです。それに対していちいち謝罪する車内放送は行き過ぎだな。。。と思います。
それより、自己要因にせよそうでないにせよ、上記のような大きな障害が発生した場合は、利用者に「こうこうこういう状況で昨日は遅れました、それについて対策はこのように取ります」という説明をして欲しいな。。。と思います。
間違いは誰にでもある。でも、そこから学ばなければならない。また、間違えてもいい。でも、そのときどきで学ぼうとする姿勢は忘れないで欲しい。それだけお願いします。JR九州さん。