最近、めっきり更新が途絶えています。ごめんなさい。あまり書くようなこと(守秘義務的に書けるようなこと)がないので、ツイッターでつぶやいてオシマイにしています。。。
さて本題。他校の講義資料を作りながら、話しを具体化させるための一案として考えてみたことを書きます。ふざけているようだけど意外と的を得ているなと我ながら思います。特にこれまで数ヶ月間にわたって演習用コンピュータシステムの導入計画とそれに伴う仕事をしてきましたので。実際にこれで講義しようと考えています。
情報システムの導入プロセスを説明する場面です。教科書には以下のように書かれています。うんうん、なるほどなるほどです。経験のある人ならわかりますよね?経験がないと字面で終わってしまう。ここが実務と勉強の違い。
(1)情報システムの選考プロセス
- 資料収集とシステム導入計画の作成
- 依頼ベンダー候補の選定と提案依頼書の送付(入札)
- 提案書検討と依頼先ベンダーの選定
- 購入契約
(2)情報システムの開発
- 企画・立案
- 計画・分析
- 設計・開発
- 検査・移行
- 運用・保守
で、何に例えるとわかりやすいか。。。考えてみました。ぱっと思いついたのが「結婚」です。既婚者ではないとイメージがわきにくいかもしれませんが、ドラマなどで何となくイメージはあるでしょうし何より若い人の関心ごとの一つではあると思います。
では、上記のプロセスを結婚プロセスに置き換えてみましょう。ちょっとふざけすぎている面も多々あると思いますが、イメージを豊かにするためのものですのでご容赦ください。
(1)結婚相手の選考プロセス
- 資料収集とシステム導入計画の作成
- 結婚にどういうイメージをもっているのか自分なりの価値観を整理。パートナーに求める条件を整理。今度、結婚までどのように進めるか自分なりにスケジュールを作成する。
- 依頼ベンダー候補の選定と提案依頼書の送付(入札)
- 結婚相手の選定です。(実際にはあり得ませんが)「私は貴方と結婚してあげてもいいです。この提案依頼書に書いた私からの要望をよく読んでから意思表示してくださいね。履歴書などにまとめてくれると幸いです。自由記述も忘れずにお願いね。」といったところかと思います。
- 提案書検討と依頼先ベンダーの選定
- 提出された履歴書やお手紙などをみて比較表をつくります。Aさんはここがいい。Bさんはここがダメだけどここはステキ。
- 購入契約
- 決定した方にお返事します。外れた方にもお返事します。今の世の中何があるかわかりませんので。
さあ、結婚する御相手が決まりました!次にすることと言えば結婚式ですね。
(2)結婚の開発
- 企画・立案
- 招待者をどうしようか?式場はどこにしようか?式で使う曲は?セレモニーは?二人(提案依頼者と業者)で話し合ってまとめていきます。
- 計画・分析
- 式の予算、時間、交通手段、友人、協力者、家族、親戚など制約条件などを挙げて実行可能性、自分達のやりたいことかどうかなど分析して詳細のスケジュールを決めていきます。
- 設計・開発
- 式に必要な準備を着実に進めます。前撮り、送り物の選定、手紙の用意、座席配置、などなど決めていよいよ式当日です。
- 検査・移行
- 式後にお礼の手紙を送ったり訪問したり、清算を済ませたり、新居で仲良く新しい人生のスタートです。
- 運用・保守
- あまーい結婚生活の始まりです。幸せに過ごせるようにお互いに多少の努力をしていきます。末永くお幸せに!
まあ、こんなところです。似ているような気がしません?