memorandums

日々の作業ログです。

結束された鋼材の積み上げ荷姿シミュレーション(モドキね)

今年度の受託研究でタイトルのような研究をしています。これが直接の目的ではないのですが、とりあえず物理モデルを作る前に簡易的にコンピュータシミュレーションしてみました。

ひさしぶりにProcessingネタ。今回はProcessingの拡張ライブラリ(fisica-0.1.9)を利用しました。BOX2Dのラッパークラスのようです。

このライブラリに添付されているサンプル(Ricard Marxer氏によるAnchors and the bridge)をベースに改変しました。製作時間は30分かかったでしょうか。さすがProcessingです。

とりあえず以下のような結果が得られました。束を4つ作り2段に重ねてみました。間には木材を敷きます(というかそういうつもりです、というだけです)。

Processingのプログラムは以下のLinkにあります。もしよろしければご利用ください。

Link: bundled_steel_bars


摩擦係数や密度や弾性係数など調整が必要ですが、実は実物はほぼこのような形になるんですね。。。もちろん、このシミュレーション結果はそのままでは使えませんが、この形になるかどうかをまずシミュレーションしてみたかったのです。

詳しくは書けませんが、当初、これは計算幾何の問題と考えてたまたま持っていた杉原先生の以下の本を読んで、

形と動きの数理―工学の道具としての幾何学

形と動きの数理―工学の道具としての幾何学

さらに杉原先生のご研究でDisk Packingに関する論文(Disk packing for the estimation of the size of a wire bundle)があったのでこちらを取り寄せて勉強していた矢先、鋼材は重いからそもそも円にはならないんじゃないかと。。。そこでやっと気づいたんですね。。。これとは違う問題だと。

間違いは間違いで面白いものです。さて、このあとどう進めるか。