memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

自分のパワーバンドがわかる瞬間

1月中旬からの1ヶ月、まさに今ですが、大学で最も忙しい時期を迎えています。定期試験、卒業・修士研究発表、入試、各種判定、(最近は就活の追い込みも入ります)あたりですね。

受験を除けば、恐らく、これまでの人生で最も集中した時期の一つが大学4年のこの頃になるのではないかと思います。

卒業研究に限らず研究には終わりはありません(時間切れはありますが)。ゲームようにエンディングロールが出てくることもありません。残念ですが。。。

では、どこを終わりにするか?指導教官が要求しなくなるまで?自分が飽きるまで?いろいろあるでしょう。

いずれにせよ、卒業研究は単位のため。。。かもしれませんが、前向きでも後ろ向きでも、結果的には自分自身を鍛えるための時間であったはずです。そのときに、自分がどれくらい鍛えられたか?全てが終わったときに振り返ってみてください。卒業後の進路は人それぞれだと思いますが、卒業研究の過程で何かを得た人はきっと企業にいってもその努力の仕方が活かせるはずです。そう願っています。

最後にちょっとした例えをしたいと思います。余計、わかりにくくなっちゃうかな。。。

昔、先輩から譲ってもらった2ストバイクに乗っていたことがありました。パワーバンドが狭くものすごくピーキーなバイクでした。それはそうと。。。バイクにも車にもパワーバンド(エンジンパワーが最も出る回転数の範囲)があるはずです。エンジンの回転数を自分の努力の量と考えてください。評価を路面の状態と考えます。登り坂になれば評価は厳しくなります。恐らくはパワーバンドってこの辺(下図)にあるんだと思うんです。人間は機械ではありませんから回せる回転数は経験によって伸びるでしょう。効率良く燃焼して少ない回転数で同じパワーが出せるようにもなるかも知れません。そのためには何は無くとも経験です。パワーバンドをあげて(広げて)自分の性能を高める、その機会が卒業研究です。あと少し、そこに集中できるか飽きて放り投げるかは自分次第です。辛いこともあるでしょうけど「自分の性能を高める」そこに意識をもっていくようにしましょう。がんばれっ!