今日は今年最後の出勤。TODOリストを書き「さあやるぞ」と思ったところで以下のエントリーを読んでしまったのが運のつき?でした。。。
Link: サーバのネットワーク速度の調査/測定方法
研究室のWebサーバーではストリーミングメディアを公開しているため、せめて研究室内だけでも少し早くしておきたい。。。と思っていました。このエントリーにしたがってmacとcentosにnetperfをインストールして測定しました。(ついでにVPNなども利用できなくなったためネットワーク構成をすっきりさせました)
研究室内の機器構成は以下の通りです。
大学ネットワーク
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Wifiルーター(ローカルは1000M対応)
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スイッチ(1000M対応)
+-centos(各種サーバ)
+-macbook pro
+-macbook air
centosでnetserverを起動してproでnetperfしました。結果は10前後(単位は10^6bits/sec)。これはあまりにも寂しいな。。。と思い、調査開始。
スイッチのランプを見ると、すべて1000Mで接続されているようです。centosでdmesgを見たりethtoolの結果を見ても確かに1000Mで接続できていることがわかりました。これで速度が出ないのは不思議。。。
とりあえず全てのケーブルを5eに変えて計測(もともとはCAT-5でした。手元にCAT-6以降がなかったため5eとしました)しました。しかし相変わらず10前後。
調べるとそもそもnetperfの値は相対的なもので絶対的な数値ではない、といった情報もありましたが、ちょっと納得できません。実際にケーブルを変えただけで数値が変わったという情報もありましたし。
さらに調べるとサーバーのCPUにも依存するとありました。確かにcentosが稼動しているPCは少し前のものでした。proでnetserverを起動しairからnetperfを実行してみました。ちなみにairはUSBで有線接続しました。結果は50前後。同じネットワーク機器(ケーブル)を利用している環境でPCの違いで確かに数値が変わりました。
じゃ、マシンを変えればいいのか、ということで、昨年、学生が組み立てたIntel Core i7のマシンがあったのでそれにHDを付け替えて起動し計測しました。。。すると結果は5前後。えっ!?なぜ下がる?
そこで思い出したのはこのマシンは64bitマシンだったということ。以前、64bit版のcentosを入れていたHDがあったのでそれに差し替えて再度計測しました。。。しかし結果は変わらず5前後。。。なぜ?
もうここまででかなり時間を使っていたので高速化は諦めて環境を元に戻しました。ルータを無線対応のものに変えたところ内部からcentosのwwwサーバーにアクセスできない(ルータの設定画面が表示される)。。。ここまできて戻すのは腹立たしいので解決方法を探りました。そういえばそれが原因でこの無線ルータを使わなかったんですね。。。そのころやっと思い出しました。とりあえず解決方法として以下の情報が。
Link: Air Stationに変えたらLAN側自社サービスにアクセスできなくなった
対処方法としてhostsに記述する手がありましたので書いてみると確かにwwwサーバにアクセスできます。ただ。。。macbookを他に持っていったときに自サーバーにアクセスすると。。。困ります。
しかたがないので内向きのDNSを立てるという解決方法をとりました。参考にさせて頂いたのは以下の情報です。
Link: 内部向けDNSサーバ構築
14時くらいから始めていまは20時。うう。。。んもったいないorz 帰りましょう。