memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

マルチタッチパネルが動き出した

以下のグリセリンのエントリーにも少し書きましたが、今年の情報学プロジェクト*1のテーマはマルチタッチパネルの製作です。これまでGBAプログラミング、NDSプログラミング、Wiiリモコンなどを題材としてきました。


前期にProcessingを用いたアニメーションプログラミングとMTminiを作りながらOpenCVライブラリによるタッチパネルプログラミングを体験してもらいました。


後期から本格的なマルチタッチパネルの製作に入りました。ソフトウェア班とハードウェア班にわかれて製作開始!


ハードウェア班は必要な資材の調査、材料リストアップ、発注まで学生自身が行いました。「情報学科」なので工具もろくに揃っていなかったので、工具セットや電気ドリルを購入しました。アクリル板などの材料が揃い、慣れないハンダ付けをしたり、LEDを含めた電気回路の基本を勉強したり。。。紆余曲折ありながら何とか完成。


しかし。。。ウェブカメラにBlobが全く映りません(ここまでが先週までの出来事です)


絶望する学生を横目にJeff Han氏の論文を読むとスペック的には問題がない模様。今日の授業でも試行錯誤すること数時間。。。やっと原因がわかりました。


Webカメラを加工(赤外線除去フィルタを取り外し、赤外線透過フィルタをつける)で、フィルタとしてフロッピーディスクがいいと書かれていた記事があったので利用していました。しかし。。。そのフィルター効果が高すぎたことが問題だったようです。


以前、マルチタッチパネルを自作していたときに購入した車用のスモークシートを代わりに取り付けてみるとバッチリ!。部屋を暗くすると可視光と赤外光が見事に分離できることがわかりました。以下は、そのときの写真です。ボケていますが。。。個人が特定できなくていい感じです(EP-1のAutoモードで撮影したのですがダメでした。これはこれで問題なのですが。)


さて、来週はプレゼン用のビデオ撮りです。何とか明るい正月が迎えられそうです。良かったですなぁ〜>プロジェクトメンバーの皆さん

*1:3年次の少人数9名によるプロジェクト型授業。企画から導入・評価まで一貫したチームによるモノツクリを経験する授業です。