ある論文を書くためにmoodle入門を探しに書店にいったものの見つけられず。。。ふと目に止まったのが本書。書店に行ってもなかなか見かけなかったので「そのうちに。。。」と思っていました。
- 作者: 白井暁彦,小坂崇之,くるくる研究室,木村秀敬,オーム社開発部,タナカユカリ
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: 単行本
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書名にいつわりはなくWiiRemoteのプログラミングに関しての話題が網羅的に書かれています。Wiiリモコンを使ったソフトつくりに興味のある人にオススメです!
私が特に嬉しかったのは1.1のWiiRemote の基礎知識(基本仕様の説明)、6章のWiiFlashとProcessingを繋ぐ説明、7.4のWiiRemote計測器と題して各センサーの性能を調べた実験結果、9.9の赤外線に関する実験データです。
9月に高校生向けにWiiリモコンの応用に関する出前講義を予定していました。ゲームやインタラクションだけ紹介してもな授業って感じじゃないよな。。。と思っていたところでした。この本を参考にさせてもらい、周波数、分解能、センサーについてリアルタイムで体を使って実験しながら進めるような授業にしようかと思います。もちろん、興味のある人はこの本を読んでくださいね〜と紹介させていただきます。
wiiリモコンを直接操作しなくてもPCに手軽に接続できるセンサーデバイスとしての使い勝手はいいですね。。。Bluetoothのお陰でちょっとしたリモコンスイッチ代わりに使えますし、もちろん、加速度センサーや赤外線カメラも有用です。昨日、見かけた以下の研究でも使われていますしね。。。WiiRemoteはプロトタイプ作成に本当に便利(かつ安価)な道具だと思います。