memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

プログラミングの適性

膨大に書いていたのに。。。下書き保存してPCを再起動したら無くなっていた。。。ショック!!!でも書いておきたいので要点だけ。あ〜あぁ。はてなさん、どうして?


以下のエントリーに反応。プログラミングには向き不向きがあるということと、その理由について意見が書かれています。

発声練習:記号と意味を切り分けるのが苦手な人が数学・プログラミングが苦手


私の意見は以下(書いていたものが消滅したので要点だけ書きます)

プログラミングの上達にはとても時間がかかります。いわゆるセンスのイイ人は短時間で上達することができますが、そうでない多くの人は時間がかかります。どれくらいかというと、(私の感覚では)自信をもってプログラミングできるようになるには5〜10年くらいかかると思います。もちろんフルタイムでです。ですので、今すぐ「適性がない」と判断せずに目の前の課題に前向きに取り組んでください。「頭が悪いから」とか「適性がないから」という理由で諦めるのは本当につまらないです。先が見えないので苦しいかもしれませんが頑張って欲しいです。


大学の授業は1コマ90分×15回で合計22.5時間。社会人の3日分にしか相当しません。たった3日です。社会人になってプロとして働きはじめれば単位のためではなく、嫌がおうにもきちんと動作するプログラムを作る必要に迫られます。適当に教えてもらった答えを写すだけではだめで、少なからず自分で理解する努力が必要になります。もちろん、始めからそういう感情は持てなかったとしても先輩、同僚、客先など他者との社会的な関わりを通して自然とプロ意識が芽生えるようになるでしょう。意識が変わればもう大丈夫です。


でも、こう書くと「じゃ、大学の間は努力せんでいいんだなぁ」と思うかもしれません。もちろん、努力はしないよりした方がいいです。今のように就職難の時代では、それなりに努力した証拠を提示する必要があるでしょう。「努力」と書くと「別の選択肢でいいじゃん。どうせITなんて3Kだし他の割のいい仕事でいいじゃん」と思うかもしれません。確かに「お気楽な仕事」とは言えないかもしれません。でも、創造的で楽しい仕事です。それ以上は自分で体験してください。とにかく自分の思うようにプログラムできるようになるとしめたものです。その域に達するまで、とにかく、楽しみましょう。努力とは言わずです。


ただし、上達するために文法書を読んではいけません。辛くなるばかりです。ゲームの自作や3DCGやアニメーションやDTMなどなど、自分が楽しみたい対象を主にしましょう。最初はそのまま入力して動かすだけでもいいんです。


とりあえず以上は精神論?として、具体的に何をすればいいか?Javaを学習した皆さんならオススメはProcessingです。アニメはもちろん3Dや音楽などが簡単に扱えます。自分で何かを作ると、授業だけで学ぶよりずっと楽しめますよ。わからなければ私の部屋を訪ねてください。


■参考

Link: Processing.org

Link: @IT 絵心がなくても簡単に絵が描けるProcessing



上記のように書いて、実際にやり出す人は稀ですね。。。そのことはわかって書いています。そこでもう一つアドバイス。何かを上達したければ、そのことをしなければならない環境に身を置く必要があります。一人で淡々と学習できるほど人間は強くありません。友達と話してソフトウェア演習室で勉強会をやる、とか巷で開催されている勉強会に参加するとか、勉強会を主催すると決めてそれまでに自習するとか、授業のテーマをそれにしてもらうように先生に依頼するとか、そこは工夫次第です。答えは一つではありません。