TEDをご存知でしょうか? 私も購読しているある方のブログで1年?くらい前に知りました。 ご存知ない方はwikipediaへGo!
分野に関係なくipodに入れて電車で観ています。TEDの素晴らしさは内容の新規性もさることながら講演者のプレゼンスタイルです。その人となりを最大限に生かしたさまざまなプレゼンスタイルを観ることは良い勉強になります。
ただ、残念なことに、講演者は全て英語でスピーチを行います。もちろん、英語のヒアリングの練習にはもってこいなのですが、講演者がジョークを言ったときにはすぐに理解できず何度も聞き直すこともあります。
で、そのTEDがあるプロジェクトを開始したというエントリー(下記)を見かけました。このプロジェクトはタイトルの通り、40以上の言語にみんなでよってたかって翻訳するプロジェクトのようで、既に日本語に翻訳されたコンテンツが15本くらい登録されていました。MSのPhotosynthのプレゼンも翻訳されていました。やっぱり日本語(字幕)で見れるのは嬉しいです。訳者の労力に感謝です。
TED's Open Translation Project brings subtitles in 40+ languages to TED.com
せっかくの機会ですから、学生のみなさんもぜひチェックしてみてください。見るだけでなく翻訳プロジェクトに参加することもできるようです。英語に自信のある方は、就職難の今、自分にハクをつける意味でも参加してみてはいかがでしょうか?
ニコニコもいいですが、世界を体験しましょう!
<ちょい追記>
書き終わった後に上記サイトを詳しく見てみるとこのプロジェクトが”単なる字幕づけプロジェクト”では無いことを知りました。
実際に操作してみるとわかると思いますが、下記のように動画の横にスピーチのスクリプトはもちろん翻訳文を表示することができます。さらに驚きなのは、英語でも日本語でもテキストをマウスで選択すると動画がその部分に自動的にジャンプするんです!!!
つまり、超一流のプレゼン動画を観ながら、聞き取れない部分をスクリプトで確認しつつ、(巻き戻すなどの操作ではなく)聞き直したいスクリプトの一文を指定することができるという、英語(その他40カ国語)学習サービスになっている、という事実です。
こうしたカンファレンスの動画を公開するだけでも社会的な意義は大きい上、こうした付加サービスをつける発想が素晴らしい。。。の一言です。