memorandums

日々のメモです。

インタラクション2日目

今日は一日中雨の東京でした。就職活動を終えた4年生1名とも合流してインタラクティブ発表で良い刺激をもらいました。


質疑である方のコメントが非常にうなずけました。正確な言葉は忘れましたが、以下のような感じだったと思います。


「私は最近、タスク実験に疑問を感じている。恣意的な目的を設定した実験ではなくユーザが操作する環境を分析した上で実験計画を練るべきだ。」


受託ソフト開発では、ごく当たり前のことだと思いますが、研究では見過ごされてしまうことがある、という良い例だと思いました。


受託ソフト開発では、目の前の特定のユーザに直接要望を聞きながらユーザが望む機能を実現します。オーダーメイドですからユーザの望むソフトウェアを作ってなんぼの世界です。しかし、ユーザの意見を聞くあまり、局所最適に落ち込むことがあります。


一方、研究の場合、「形」にすることを意識しすぎると本来の目的がなんだったのか忘れてしまう可能性があります。新しいものを提案しているのですから、誰しもが有用性をすぐ理解できるとは限りません。しかし、「本当にそれって(想定する)ユーザが望むんだろうか?」という疑問も少なからずわく研究もあるのは事実です。そういう問いに対して「いやいや、これは研究だから、試行(チャレンジ)の一つなんだよ」という答えもあると思います。確かにその通りで、正しいとも言えるし、それにアグラをかいている場合もあるなぁと感じるときもあります。


書いているうちに話題が逸れてしまった感じがしますが。。。ユーザを分析して、ユーザに対して最良のインタラクションとは何かを定義して、その目的に近づくための方法を考え提案する。。。という流れが大切だということを再認識しました。本質を見極めるのって、時間も体力も必要ですが、現場でも研究でも大切なことだと思います。