担当の学生さんで、自宅に引きこもりがちで、なかなか自分から行動できない者がいます。
単にゲームにはまっていたのか、将来について悩んでいたのか、真相のほどは誰にもわかりません。
担当としても色々と手は尽くしましたが目立った改善がありませんでした。
たまたま、昨日、おつきあいさせて頂いている企業の社長さんが来室して「ソフトウェア関連で手伝ってくれる学生さんがいたら紹介して欲しい」と依頼がありました。
そこで、上記の学生さんの顔が浮かんだわけです。
黒船効果?ではありませんが、「不慣れな環境」あるいは「外の空気を吸う」ことで、もしかすると何かが変わるかもしれないと思った訳です。
学校の勉強ではありません。実務ですから、期日もあるし、ステークホルダーとのコミュニケーションも必要になります。
今日が初出勤?だったようです。
彼曰く、「会社で社長やその他の人と話すのが刺激的」と。
これまでは、朝起きて、授業やゼミやバイトはあるものの、それらが無い日は、「今日何しようか?」と考えているうちに一日が過ぎていたようです。
悩んで行動できないくらいなら、とにかく外に出て、体を動かして、できればいつもの仲間ではなく、他の人と会話して刺激をもらう。これが一番効果があるのではないかと思いました。
現場にどっぷり漬かって、いろいろ勉強して、自分が人の役にたつこと実感すると、もっともっと勉強したくなるでしょう。
社長、ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。