memorandums

日々の作業ログです。

教科書選定

この時期になると出版社の方から教科書目録が送られてきます。営業活動の一環です。

ありがたいのですがタイトルを見ただけではわかりませんし関心のある本を探す時間が惜しいので、ほとんどの場合、そのままゴミ箱に行ってしまいます(ごめんなさい。でも多くの場合がそうなんじゃないかなぁ〜)。

で、教科書で一番困るのは、重版なしになること、です。苦労してやっと本を決め、それをもとに授業を構成しても、3年ともちません。

大学の先生がなぜ古めかしい本を教科書として使うのか以前から不思議だったのですが、書籍のライフサイクルの短さも理由の一つなのだと思います*1

DTPが当たり前の時代になりましたので、出版業界も個人向け小ロットのニーズに対応できても良さそうなものですが、そういう動きがないところを見るとペイしないのでしょう。

これまで3年ほどプロジェクトマネジメントの授業で使用してきたMicrosoft Projectでマスターするプロジェクトマネジメント 実践の極意 改訂版が、授業を3回くらい進めた段階で取り寄せ不可であることがわかりました。「ええーーー!もっと早く言ってよ〜」という感じでした。急遽、教科書なしでもできるように授業と演習を組み立て直しました。

高価な書籍を購入させても授業で扱える範囲は限られています。また、時代の流れが早いので、そのときには最適でも卒業するころにはバージョンアップしていたり良書が出版されている場合があります。特にIT業界の場合は。

以上のことから、来年からは自分で教科書を作ることに決めました。春休みにとりかかろうと考えています。もちろん、市販の良書やインターネットリソースを参考にしながらです。

配布資料としてわけて渡してもいいのですが、薄くても教科書として存在していた方が勉強しやすいでしょうし、毎週、印刷する手間も省けます。印刷代くらいは徴収しないといけませんね。それでも市販の教科書よりは安いでしょう。

*1:もちろん、その分野で権威ある本を選んでいるという理由が一番に来ると思いますが