今日は推薦入試監督の2日目。開始まで時間があったので博多駅内の書店によりました。なにげに以下の本を購入。
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)
- 作者: 河合太介,高橋克徳,永田稔,渡部幹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 新書
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血の通った組織。。。なかなか現代で実現するのは難しくなりました。
なぜ、こうなっちゃったんだろう?新人類だから?昔は良かった?今の人はダメなの?
そういう疑問に答えてくれます。そして対処方法についてもヒントが書かれています。
最初にGoogleの例。これはあちこちで書かれているので飛ばし読み。
次にサイバーエージェントの例。これは知らなかった。
働きがいのある会社ベスト20社に選定されているらしい。
何をもって「働きがいがある」のか?給料?休日日数?福利厚生?ブランド?
仕掛け1:自分たちの会社に自信をもちたい
トイレにミッションステートメントを掲げているそうです。本書に写真が掲載されています。こちらで見れます。
仕掛け2:お互いをよく知る、自分を知ってもらう
役員をはじめ、多くの中核社員が*自主的に*ブログを立ち上げている。
仕掛け3:会社の成長と個人の成長を重ねる
入社2年目で新規事業プランコンテストで入賞し、プロジェクトを任せられる。社内の流動性を高め、新たなチャレンジの機会を提供する。
仕掛け4:みんなで喜ぶ、みんなで認める
社内認知の仕組みとして社内用ポスターをはるそうです。こちらに例が。会社内でも違うプロジェクトでは管理職でなければ中で何をやっているかわからなかったりすると思います。社内用ポスターってイイナと思いました。
こういうのって閉塞的な組織ではやっかみから足の引っぱり合いなど生みそうなのですが、こういうことができるサイバーエージェントさんは、本当に風通しのいい、協力しあう、会社なのだと思います。
ちょっとずれますが、先日、3年生が主催してボーリング大会を開催してくれました。レポート提出など忙しい時期によくやってくれていたと思います。そこで彼らの活躍の一部を学科掲示板にはり出しました。どうせならサイバーエージェントさんのように大きなポスターにすれば良かったです。そういう活動を他の学生さんに見てもらうことで何か変わっていけばいいなと思います。
いずれにせよ組織の雰囲気を変えたいな〜と常々思っている方は一読をオススメします〜!
まずは、褒めること、認めること、感謝すること、感情を表すことから始めるそうです。上手に褒めるのって難しいですけどね。。。練習です。
著者が目指している「仕事が面白い、職場が楽しい、会社が好きだ」。本当にそうなったら日本全体、幸せになれるでしょうね。