今日は朝から家族で熊本にきています。ホテルに泊まり明日帰ります。ところで、写真のマジックスプリング、覚えていらっしゃいますか?覚えている人は間違いなく昭和人ですね(笑)*1
階段で転がして遊んだ記憶があります。そしてねじれて使えなくなり泣きながら?直そうとした苦い思い出があります。ヘッドフォンのコードもそうですが、小さい頃はこうしたものを直すことがとても苦手でした。努力はするもののすぐパニックになってダメでした。。。
つい先日、娘がガチャポンで入手したプラスティック製のマジックスプリングがねじれてすぐに使えなくなりました。彼女はそこで一言「お父ちゃん直して」と。自分で言うのも何ですが冷静に直すことができました。加齢によって複雑性への対応力がついたのか、論理的思考の訓練によるものなのか、ストレスへの耐性がついたのか、はっきりしたことはわかりませんが、何かしらの能力が向上した結果であることは確かだと実感します。こうした能力は、複雑なプログラムを理解し組み上げる力、どうしようもないプログラムをデバッグする力、じっくり相手の話を聞いて理解する能力、じっくり物事を観察して背景にある原因や仕組みを推察する能力などと相関があるように思います。ぐちゃぐちゃにしたマジックスプリングを直す入社試験があってもいいのかもしれません。そういう能力が求められる職種であれば(笑)
*1:写真は昭和レトロ倶楽部さんの通販のページ→http://retro-club.com/spring.htmlから拝借しました。