先週の月曜日に思い立ち!?既にあるデータをかき集めてもう一本論文を作ろうと苦しんでいました。
データはあるし、少し楽しげなストーリーは思いついたのですが、頭の中でデータとストーリーを漏れなく対応づけることができず苦しんでいました。マインドマップ(ツール)を試してみようとも考えましたが、既存のデータを貼り付けるのは面倒だなと感じました。
昨日、ちょっとした方法を思い付き、昨日中に論文の構成を決めることができました。「あ〜すっきり」です*1。
方法はいたって簡単です。道具は紙とはさみと糊です。アナログでしょう?
- データとして使いたい論文(今回は既出の2編)を印刷しておきます。A4版に2ページ印刷するくらいのサイズがちょうどいいようです。
- 以前、100均で購入していた模造紙を広げます。端をセロテープで留めます。
- そこに自分の頭にある書くべきことをどんどん書き入れていきます。特に記法は考えずにキーワードや主張したい短文を書き、囲ってグルーピングしたり、要素同士を線で結んで対応付けを明確にします。
- データや図を引用するところには、印刷しておいた論文をはさみでチョキチョキ切って模造紙にペタっと貼ります。
- 足りないデータや表が必要なときには、新たに作って印刷してペタと模造紙に貼りました。
- おおかた書き込んだら、論文の章立てを意識して、説明漏れがないか、根拠資料は十分か、記述順番は適切か、など確認します。
この方法の何がいいのか自分なりに考えてみました。どうやら以下の2点のようです。
- 模造紙1枚に全てが表現できるので、全体から詳細まで自分の頭の中が整理できること。
- 切り抜き終わった紙を見ればまだ対応づいていないデータがあることがわかること。
いかにもローテクですが、人間がアナログの存在であるせいか、この方法を電子化しようとは考えません。直感的にはこの方法を電子化しても「楽しくない」だろうな、と思うのです。ボールペンや蛍光ペンで書き込んでいくこと、はさみやのりでチョキチョキペタペタするのは結構楽しいからです。
もし同じようなことで悩んでいる方がいれば試してみてください。楽しいですよぉ(笑)
そういえば、小さい頃、よく弟と一緒にカレンダーの裏にサインペンで絵を描いて楽しんでいたのを思い出しました。頭の中では書いた飛行機や車が動いていましたからね。それを想像するのが当時は十分に楽しかった覚えがあります。そんな経験と関係しているのかも知れません。
*1:文章はまだ作成中ですが道筋が決まっているのであとは作文だけです。月曜日の締切には間に合うでしょう。