memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

パワーポイントのスライドタイトル

来月6日に卒業研究の中間発表があります。今日と明日で10名の発表練習を行います。

ちなみに今日は10時から5時くらいまでかかりました。。。シ、シンドイ。

各自が作成した発表資料を見ていて気づいたことがあります。タイトルスライドの名前のつけ方です。例えば、研究目的というスライドがあったとして、研究目的に複数ページにわたる場合、研究目的2、研究目的3、と書く者が続出するのです。不思議なものです。

ああ、そういえば、私も会社に入ってパワーポイントを使い始めたときに*1同じようなことをやっていた記憶があります。なぜでしょうねぇ〜不思議なものです。

スライドを作る側は「このスライドは研究目的なんですよ」という意識でスライドタイトルをつけるわけですが、聴衆から見るとタイトルはあくまでそのスライドのタイトルであった方がいいと私は思うのです。

経験的なことですが、聞く側はその瞬間に話者が話していることに集中しています。一生懸命、理解しようとするわけです。そのスライドで何を伝えようとしているのか、また、前のスライドとどういう関係にあるのか、考えながら聞くわけです。そして次のスライドにどういう論理展開がなされるか予測するわけです。知覚→認知→予測の繰り返しです。

上記のように考えると、スライドを作る側としては、そのスライドで伝えたいことを要約したタイトルを適切につけるべきだということです。もし、スライドタイトルが「研究目的3」では、聴衆がスライドの内容を読まなければならず、見聞きするのが非常にかったるい発表になってしまうのです。

慣れてくると、スライドタイトルを並べて発表の骨子を作り、発表時間を考慮して、スライド枚数とバランスが整ったら、中身を作り出す、ようになれるはずです。そのためには、たくさん発表を経験して客観的に自分の発表を分析できるようなることだと思います。

明日も一日あります。がんばってください>ゼミ生の皆さん!

*1:私が学生のときにパワーポイントは主流ではありませんでした。その頃はOHPです。死語ですかねぇ。。。