memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

NDS開発

H18年度の授業でGBAのソフトウェア開発を実施しました。今年度はNDSで実施しようと考えまして、開発環境の調査をここ数日していました。昨年度、日本語フォントを出力すること、HAMlibなどで苦戦したのですが、NDSではdevkitpropalibNDSの特徴を生かしたプログラムが比較的簡単に作れるようです。

サンプルプログラムを動かしてみたところ、PAlibExamplesというサンプルフォルダに以下のようなフォルダがあります。

  • 16c,3d,API,Backgrounds,Bitmap8-16bit,Demos,DualBackgrounds,FAT,Gif,Input,Math,Other,PAFS,Sound,SplashScreens,Sprites,Text,Transitions,video,Wifi

スタイラス入力、マイク入力、音楽再生、動画処理、スプライト処理がライブラリのお陰で数行のプログラムでできます。Wifiを利用したプログラムもできます。DS Motionのライブラリまであります。

サンプルプログラムはSDカードに入れて、SUPER CARD SDにSDカードを差込みGBAスロットに差込み、DSスロットにSUPER KEYを入れればいけます。WifimeというWifi経由でのプログラム転送方法があるようですが、対応したNICを持っていないので、(面倒ですが)とりあえずSUPER CARDで開発することにします。

ちなみに、Wifiのライブラリを使用した実装例が公開されています。DSLiveWeatherというプログラムです。詳しくはおぼえがき帳さんのブログを参照してください。右の写真は実行してみた例(福岡の天気予報が表示されています)です。これを実現するにはWifiコネクションを開通しなければなりません。そこで、昨夜からゴチャゴチャとやっていました。以下、概略書きます。もし、同じく環境を整えようとする方の参考になれば。

  • 以前購入して放置していたBUFFALOのWLR-U2-KG54を使えるようにしようとしました。これがハマッタ。ネット上にも様々な評価がありますが、私はハマッタほうです。何度インストールしても「インターネット接続共有エラー(6)」と出るんですね。色々やって結局はBUFFALOさんが提供しているこのページの方法で解決しました。ただ、最終的には、諸事情*1があって、このWLR-U2-KG54は使わないことにしました。結局、BUFFALOの無線BBルータにつなげました。
  • 次に問題になったのは、DS本体のWifi設定。何かツールでできるかと思いきや、私が探した限りでは「Wifiコネクションに対応した市販のソフトで設定しなさい」しかありませんでした。。。仕方がないので、Wifiコネクションの設定のためにソフトを買うことにしました。迷った挙句、今さらですがDQMを買ってしまいました。余談ですが、Wifi設定がてら少しやってみましたが、面白みはまだ実感できませんでした。。。失礼かもしれませんが、ポケモンと同じですねぇ。古いファンとしてはちょっと残念。
  • 上記の2点でとりあえず動くはずです。YahooMAPの地図をネットからダウンロードしてDSで見れるプログラムを動かしてみましたが、まだ開発中のようです。

*1:ネットワーク接続を共有するとアドレスが変わってしまうためLAN内の他のコンピュータからアクセスできなくなってしまう