memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

情報処理学会九州支部大会参加(火の国シンポジウム2007)

久々の学会発表。昨年は全国大会でしたが今年は気づいたときには申し込み時期が過ぎていて。。。初めて九州支部大会に参加しました。北海道でもそうでしたが支部大会だかならのか多くが院生の発表でした。

いやーーー、発表は大失敗です。久々にやってしまいました。落ち込みました。何をやっているんだか。。。忙しさにかまけて一度も練習せずに発表したところ時間が来てもまだシートは半分。。。やはり1シート/分ですね。朝から電車に乗り遅れそうにはなるは。。。イイところ無しです。聴衆の皆様にはご迷惑をおかけしました。

そんな発表にも関わらず、佐賀大の掛下先生と司会で九工大の小出先生からご意見を頂きました。PBLでは責任をどう担保するかという問題がある、それにどう対処するか難しい、というご意見が掛下先生。小出先生からは、九工大では来年度からPBLプロジェクトを数多く立ち上げるそうで、学生の反応はどうでしたか?というご質問でした。

高等教育機関では、実践型教育はしたいものの、責任をどう担保するか、苦慮していることがわかりました。実案件はまさに「生もの」ですから、お金だけを保証すればいいというものでもありません。それに対して答えが出せれば、高等教育機関が入っていくことができそうだ、という感触を得ることができました。

今のところの私の答えは、プロジェクトの指導者が少なくとも、そのドメインのプロであること、可能/不可能を適切に見極められること、監視し続けられること、が必要なのではないかと思います。

2006年度版のソフトウェア開発データ白書に書かれていましたが、高等教育機関に実務家の雇用が進んでいるわけですから、そうした生かし方は、まずは考えられるのではないかと思います。