memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

受託研究打合せ

本日は「教員研修会」がありました。FD(Faculty Development)活動の一環です*1。まあこちらはぼちぼちというところです。個人的には非常に忙しい時期だったので勘弁して欲しかったところですが。。。

夕方、小倉に移動して前職の上司と会食をしました。目的は来年度の受託研究打ち合わせです。本年、この会社とは、物流シミュレータを共同開発し、また、学生による実ソフトウェア開発プロジェクトを行ってきました。来年度も継続していただけるとのことです。めでたしめでたし。それはそうとして。

私の方から、以下のようなお話をしました。

  • 本学科は今年からC言語からJavaに切替えた。そういう情報系学科・専門学校は増えてくるだろう。
  • 高校訪問などの経験から理工系を志望する学生が減ってきていること。
  • 近い将来、モノつくりを実践する会社は社員募集に非常に苦労する時期がくる→海外エンジニアの採用。

会社の中でも新入社員と接すると色々な変化が見られるようです。技術レベルの問題もありますが、それ以前のマナーやしつけがなされていない、そういうレベルの問題感です。
仕事を覚えることは大切ですが、それと同じくらい、あいさつや整理・整頓やコミュニケーションができなければなりません。ビジネスマナーもそうですが、人間として最低限できなければならないこと「あいさつ」「ありがとう」「ごめんなさい」といったことが適切にできるように指導することも社会へ学生を送り出す大学の役割なのかもしれません。そうなるとなおさらサイバー大学は危険だな。。。と感じてしまいます。もちろんうまく使いこなせば効率的な道具であることは確かですが。スキルや知識の創造はできても人間対人間の生のコミュニケーションが無い以上、こうしたマナーは身につきようがありません。。。そういう時代がくるのかなぁ。でもビジネス社会が生のコミュニケーションを必要としている以上、まだその時代は遠いような気がします。

*1:FDという言葉は大学教員になって初めて知った言葉です。