memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

出前講義の感想と写真

9月10日の日記にも書きましたが、宮崎県の五ヶ瀬中等教育学校に出前講義に行ってきました。

窓口になっていただいた先生から受講生の感想文と写真が送られてきました。

一つ一つ読ませて頂きました。

転職してこの職について本当に良かったなぁ、と感じた瞬間でした。私の宝物にしたいと思います。
感想文の文章はへたな大学生よりずっとしっかりしています。また、各人の素直な気持ちが自分の体験と照らし合わせて文章に現れていました。

感受性豊かな生徒さんと彼ら彼女らをしっかり教育されている先生方に感服しました。

最近の日記にもいくつか記していますが、人を育てるには技術や知識も大切ですが、それらがきちんと染み入って育つためには、心という土壌が豊かでなければならないとつくづく感じます。

せっかくなので、感想文を1つ、匿名で紹介させていただきます。

私達学生にとって受験は一つの大きなプロジェクトです。考えるだけで苦しくなりますが、今日の先生のお話を聞いて前向きな気持ちになりました。私はPDCAの「C」が足りていないようです。何をするにしてもふり返って反省という部分がないということがわかりました。とても印象的だったのは「がんばったことで安心するのは危険」ということです。学生は結果より経過が大事とよく言われますが、受験においては結果がすべてです。目標達成のためにがんばっていく上で今日のお話はとてもためになりました。小さい項目でわけられたマス目のプリントを有効に使いたいと思います。

結果がすべてというのは言いすぎだったかも知れません。もちろん経過も大切だと思います。一つ一つ楽しまないとつまらないですからね。ただ、無目的に勉強して勉強時間の量だけで「私はがんばっている」と安心するのは危険ですよ、ということです。受講生の皆さん、これからじわじわと大変な時期を迎えると思いますが、五ヶ瀬中等教育学校の特色ある学生生活を存分に楽しみつつ、受験という目標もクリアしてください。限りある時間のなかでやりたいことを最大限実現することにこそプロジェクトマネジメントが生かせます。がんばって!!!