以前、読んだThinkITの記事(Link)で企業(ニュートーキョー)がオープンソース環境でソフトウェア(食品在庫管理)を開発する記事がありました。
自分の価値観ではとても衝撃的な記事だった覚えがあります。
なぜ、企業が開発するソフトウェアをみんなで作るのだろう???と。
受託開発を主とする日本のソフトウェア産業においては、開発するソフトウェアに関する技術や仕様は顧客に公開することはあっても、一般大衆に公開するような代物ではなかったと思います。
その理由には、ソフトウェアに開発企業の設計ノウハウが含まれていることもあるでしょうし、設計ノウハウを保有していることにより保守契約などが結べるというアドバンテージがあったからだと思います。もちろん、開発会社が品質を約束しコントロールするという面においても、自社およびパートナー会社でクローズな環境で開発するのが、これまでの流れだったと思うからです。
しかし、これからは違う。集合知で解決する時代ともいえるようです。
昨日、挙げた情報処理学会の会誌に、そのような企業とオープンソースの関わりをまとめたとても良い表がありました。引用という形、かつ、自分用のメモのために載せておきます。
オープンソース化することには、企業にも様々な利益があるようです。今後、ソフトウェアをビジネスにする場合、こうした事情も含めて展開方法を検討していくことが良いようです。
◆補足
もちろん、オープンソース化には例外はあると思います。例えば、人命に関わるようなエレベータや信号制御や原子力制御などのソフトウェアがオープンソースで開発されるとは。。。思えません。ソフトウェア自体の品質が集合知で高まったとしても、先にあげた対象は普通のユーザがテストできるような代物ではないからです。