電脳空間カウボーイズの番外編(Link)で名大の長尾先生のお話がありました。
レベルの差はあれど、やはり、どの大学も抱える状況は同じようです。
「単位を取れればそれでよく、余計な勉強をするくらいならバイトをすると考えている」。名大でもそうですかぁ。。。私も学生のときにそう考えていましたから偉そうなことは言えません。ただ。。。もったいないですね。
先生が仰っていた「講義中にパソコンを開きおもむろにGoogleして調べる者がいるが、コンテキストを無視したページを見るよりオレの話を聞くべきだ!」には全く同感です。
本学では授業中(演習室以外)にパソコンを使用できる環境はありませんが近々整備される予定です。もし整備されたら間違いなく同じ状況になるでしょう。今でも携帯ゲームを授業中に堂々としている状況ですから。。。
そもそも大学とは何か、どうあるべきか。
単位や学士がもらえればそれでいい。。。それもあるでしょう。
クラブや一人暮らしで人生経験を豊かにする。。。それもあるでしょう。
技術者や研究者の卵を育てる。。。そうありたいです。
理系離れが進んでいると言われます。モノが溢れる世の中では(面倒な)作り手より(感覚や感性を重んじる)使い手に(学生さんの)興味が集まります。教える側としては、作(れ)る楽しさや喜びを学生さんの目線で伝えられるような機会を作っていくしかないように感じます。現在取り組んでいるGBA開発も無意識ですが、そうした機会の一つと言えるかも知れません。
面白いこと。面白いことの奥にあること。面白いことが発展する様、応用する様。それらが身近であること。面白いことが自分に関係があること。
「もっともらしいこと」より「面白いこと」を伝えたい。それには、まず、限られた時間で何を伝えるか、をカッチリ絞っておく必要があります。夏休みに考えます⇒自分への宿題