プログラミングを初めて学習する生徒を相手にしています。どの分野でも同じだと思いますが、習い初めは「わからないことがわからない」状態になります。私も経験が少ないため、それをヒアリングすることが十分にできていない状況にあります。
学生のなかでも、経験者であれば、自分の経験で進めることができます。未経験者については、コンピュータ(逐次処理)という全く新しい考え方を学ぶ必要があり、言語を習得するというより、その考え方を理解することが大変と感じているようです。
生徒の多くは、文法も例題もそれなりに理解できます。しかし、自分で作るとなると・・・はたっと困るのです。
たった数時間の授業を受けただけで理解することは難しいと思います。しかし、わからないことをずっと続けることも辛いでしょうし、生徒自身もわかりたいと思っているのにできないわけですから、相当のストレスを感じていると思います。
繰り返しになりますが、できる生徒はいいんです。できない生徒をある程度できるところまでもっていきたい。そもそも、新しい考えを身につけること、理解すること、わかることとはなんぞや、ということについて少しの間考えていきたいと思います。