memorandums

日々のメモです。

普通救命講習でした。

来週から新年度がスタートですが、今月はまさにその準備期間でした。

授業準備、研究、最新技術動向の調査などなど。教員は長期休みがあっていいね。。。と言われるものですが、(講義がないので拘束時間は確かにありませんが)、暇ではないですね。

そんな今日はタイトルの通りの講習会が午前中にありまして学内で受講しました。講師は近隣の消防署の方でした。

心停止はいつ発生するかわかりません。

倒れた人がいて、実際に行動できるかは。。。自信はありませんが、まずは、大切な家族が倒れたときに救うことができる、そのあたりが動機でした。

講習では、以下のテキストが配布されて、順を追って説明してくださいました。

【消防・防災/応急手当講習テキスト】東京法令出版

まず、救急車が呼ばれる実体の話でした。10万人あたり5台。5万人増えるごとに1台ずつ追加なんだそうです。意外なくらい少ないと思いません?

救急車が現場に到着するまでの平均時間は8分なんだそうです。もし、119番したあとに、救急車が到着するまでの間に救命処置がなされれば、助かる(社会復帰ができる)率が高まるのだそうです。

胸骨圧迫、人工呼吸、そしてAEDを交えての処置方法を学びました。

ちなみに、調べてみると以下のようなWeb講習動画がありました。私が説明を受けた内容とほとんど同じでした。観るだけではなかなか実際にはできないと思いますが、知らないよりは知ってた方がご家族・ご友人のためになることがあるかも?

一般市民向け 応急手当WEB講習

せっかく受講したので、とりあえずメモをまとめておきます。自分のためです。手順などは上記の動画を見て頂いたほうが正確だと思います。

  • 救急車には限りがあるので、もし迷ったら福岡県救急電話相談「#7119」または「092-471-0099」にかけてください。他県はわかりません。。。
  • まず、倒れている人の周囲の安全を確認することが大事とのことです。もし危険な場所で助けに行った人が怪我するような状況はまずいので、その場合は助けないで救急車を呼ぶようにしましょう、とのことです。
  • 周囲に人がいれば大声で呼び、119番(場所、倒れている人の年齢・性別)してもらう人、AEDを持ってきてもらう人を依頼する。
  • 胸部圧迫は100〜120BPMくらいの速さ(アンパンマンマーチ?)で5cmくらい(乾電池)押し込む。30回押して2回人工呼吸。気道確保し鼻を押さえて吹き込む。折れてしまうのを心配して押せないと本来の目的である血液循環を促せないので押す。救急の方でも胸骨が折れてしまう場合があるとか。それでも押す。骨折より命が大切ということ。流血している場合も胸部圧迫はする。
  • 胸部圧迫は非常に体力を使う。人工呼吸している間に周囲の人は積極的に交代する。
  • 嘔吐や流血している場合は感染症などが問題になるため、躊躇われる場合は人工呼吸はなしでよい。胸部圧迫のみでよい。とにかく救急車が到着し救命士の方に代わるまで胸部圧迫を続けることが大切。
  • AEDが到着したら取り付ける(AEDに成人・子供のモードがあってどちらか迷う場合は大人のモードでよい)。
  • AEDを取り付けている最中も、とにかく胸部圧迫を続けること。2分ごとにAEDが測定し電気ショックを与えるかどうかを音声ガイダンスしてくれる。そのガイドに従うこと。倒れている人が濡れている場合は拭き取る。
  • 心停止(心電図がピーっとなっている例のやつ)したのを見て、医師らが電気ショックをかけているシーンを映画やドラマでみかけますがあれはまったくのデマだとか。。。おいおい。心停止している状態ではAEDは無意味(作動しない)。←これまじショックでした。。。命に関わるような大事な情報なのに誤解を招く描写はほんとやめるべきだと思う。。。

以上です。



<ちょっと補足>

これ書いたあと、ぐぐってみると専門家や実務の方がいろいろと書かれた記事がありました。心停止ではなく心静止というらしいですね。なぜドラマではああいった描写になってしまったのだろう?不思議だなぁ。医療関係者の方はあのシーンをみて「ないない」って仰っているんでしょうね。

以下の記事にも書かれていました。

AEDによる電気ショックが必要なときとは??? | 東海警備保障AED特設サイト

③心静止(しんせいし)
ポンプ=心臓に全く動きはありません。この場合、電気ショックは有効ではありません。
テレビドラマで心電図が横線一本で表されているシーンをご覧になったことがありませんか?あれが心静止の状態です。