memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

私にとって、大学とは様々な出会い自分を磨く場所だった

動機

今週末(土日)、福岡市で以下のイベントがあります。

つくると!だれでも参加できるものづくり博覧祭 vol.4

今年10月にリニューアルオープンした福岡市科学館で開催されます。

このイベント開催を知ってすぐに出展を申し込みました。

少し前に東広島で開催されたつくるけぇは距離があったので一人で行きました(車に乗せて一緒にいけばいいのでしょうけど事故があったり保障とか考えると面倒なので。。。)。

今回は地元福岡での開催ですので、もし、こういうのに興味があって手伝ってくれる学生さんがいたらいいなと思い2、3週間前から以下の貼り紙をしました。

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下の部分を拡大したのが以下です。

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先日の織田廣喜美術館との共同イベントで手伝ってくれた学生さんに声かけする手もあったのですが、これまで興味があったけど参加する機会がなかった学生さんがいれば。。。と思いひっそり掲示しました。反応がないので授業でも勧誘してみました。

結果は。。。ゼロ。

私が学生でもこの話があってものらなかったのでしょうね。。。自分自身を振り返っても、学生のときの価値観は今とは違っていました。世の中も自分のやりたいことも何も見えていなかった。

本題

上記のようなことがあり、大学にいくってどういうことだろう(だったんだろう)と自分自身の体験を振り返ってみました。

学部の頃は夜間だったので、昼間はバイト(1年の頃は宅配、デパート、スーパー、海水浴場などで、2年以降は大学の電算機センター)していました。友達の多くは同じ高校から進学した友達でした。

高校生活は帰宅部で、いま振り返っても本当に何もしなかった時代でした(人生で最も後悔している時期)。通学時間が長く、体調不良(おなか)で精神的にも参ってました。それでも唯一の思い出は文化祭にバンドメンバー(キーボード)として参加したことでした。

大学で、少しは自分自身で自分を変えられたと実感したことは、軽音部への入部でした。確か1年の後半か2年くらいだったと思います。同じ学科でギターをやっている子に「入りたい」と伝えて入れてもらいました。それがなかったら出会わなかった人がたくさんいます。やらなかったこともたくさんあったと思います。詳細は省略。

当時、何を思って入部したいと行動したのか自分でも思い出せませんが、自分で自分の道を選択した一つの重要な転機だったように思います。他人からすればどうでもいいことと思いますが。その後、大学院に進学し、先生、友人、知人に会いました。

私の話はこのくらいにして。このエントリーで何がいいたいか?

産まれて半世紀になろうとしているオヤジですが、私にとって大学にいくということは何だったか?がんばって文字にすると。。。

大学にいくことで、様々な人と出会い、その出会いによって自分の価値観に影響があり、その影響が様々な行動を促し行動によって様々な体験ができ、その体験によって自分の価値観がまた影響を受ける、ことができた時代でした。

図にすると以下のような感じです。この図のプロセスは一言でいえば「自分磨く」ということなのだと思います。ただ、磨くって後々になってみないとわからないですね。どうすればいいのか?って。

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大学で経験したことのすべては「人との出会い」から始まっているんですね。。。つまり、「自分磨く」=「人に出会って刺激を受ける」なのだと思います。

もちろん、社会人になってからの方が学生のときより真剣に学び・悩み・考え・生きてきたし、上司・チーム・同期・クライアント・パートーナーなどから様々な刺激を受けられました。

それでも、大学での体験は特別だったと感じています。

大学での生活は高校以前までと比べると自由度も行動範囲も広がります。そこで体験したことは私にとって初めてのことが多かったので深く記憶に残っているのだと思いますが。。。私の場合はその体験が大学だったのだと。

私自身は大学で自分にとっていい経験ができた時期だったので、ぜひ学生さんにもその人なりの刺激をうけて巣立って欲しい。。。と考えていますが、人それぞれでしょうから単なる価値観のお仕着せと言われればそれまでと思いますし、そうだなと思うところもあります。

しかし、日々、若く未来ある学生さんと関わる機会がある身として願うことは、

もし、今の自分を変えたいという気持ちが少しでもあるなら、新しい人と出会う機会を自ら作り出す勇気を持って欲しい

です。

そのため、私ができることは、とにかく日常とは違う体験ができるような活動に関わり、誘い続けていくことかな。。。と思います。

以上です。